私の人生回顧録統一教会編

　2005年のゴールデンウィークで、統一教会に関することで、元嫁が絡むもう一つ大きな出来事がありました。ゴールデンウィークの最終日、元嫁がなんだかうれしそうにして外出先から帰ってきたので、「何かいいことでもあったのか？」と聞くと「韓国への往復の航空券が当たった」ということでした。福岡空港からの出発便で、韓国のインチョン国際空港に向かう便のチケットが当たったというのです。私は「懸賞で当たったんか」ときくと、「そうよ～」と言っていました。その言葉を軽く受け流していた私は、その時に、きちんと航空券の確認をしておけばよかったんですが、うっかり確認しなかったがために、7月の終わりに韓国に強制的に連れて行かされることになった次第です。そして、保険外交員の山田がやってきて、「韓国への往復航空券が当たったんだって？よかったじゃない。これでSさんもまた智ちゃんのことを惚れ直すかもよ」と言っていました。このときに山田が言った「惚れ直す」という意味、これは韓国で行われた統一教会主催の合同祝福結婚式への出席を意味するもので、この往復の航空券は、まさに統一教会というアリ地獄へのチケットとなったのでした。この航空券が当たったということは吉岡や岡村たちも知っていて、このとき「なんで知ってんだ？元嫁が言いふらしたのか？」と思ったんですが、これは統一教会が仕組んだ罠であって、吉岡や岡村や山田たちが知っていて当然な話なのでした