sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

三江線乗車記パート1

 昨日は、朝の4時に起きて、三次駅まで車を走らせて、三江線に乗ってきました。三江線は、今では日本一の赤字路線と言われる、超閑散路線で、たぶんガラガラな状態で三次を発車するのではないか?と思っていたんですが、以外にも、1両のキハ120は、立ち席も出るほどの盛況ぶりでした。恐らく、廃線のうわさを聞いて乗りに来た人・そして青春18きっぷシーズンということと、日曜日が重なったためだろうと思いますが、普段は乗っていても4~5人だそうです。私たちは、発車する1時間ほど前に駅についていたので、着席することができましたが、発車間際に乗っていたら、たぶん座れなかったでしょう。
 列車は9:57分に三次駅を出発して、すぐに芸備線と別れて右へとカーブしていきます。このあと、江の川に沿って江津を目指すんですが、三次の市街地を抜けると、人家もまばらな過疎と高齢化が進んだ地域を走っていきます。沿線から見える江の川はきれいでしたよ。
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三江線の各駅には、石見神楽にちなんだ駅名がつけられています。三次は土蜘蛛という名前が付けられていました。でも、小さい子供にはちょっと怖いかも…。
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こちらは、芸備線の三次以東で活躍するキハ120。
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そしてやってきたのが三江線を走るキハ120ラッピング車両。石見神楽をイメージしたラッピングが施されてました。この車両に乗って、三江線の旅がスタート。まずは途中の石見川本を目指します。
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尾関山→粟屋間で渡る江の川橋梁。三次市広島県に位置しますが、水系は日本海に向かっており、三江線では、途中で分水嶺を超えることはありません。
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粟屋駅駅名標。民家が多くみられるのもこの辺りまでです。
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粟屋→船佐間で見た江の川。船佐到着時点で、三次からは10.7キロ。悪狐伝は船佐駅の愛称です。
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そして、船佐→口羽間で眺めた江の川。人家がまばらというよりは、無人地帯といったほうがいいかもしれません。神降しは口羽駅の愛称です。
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そして、ホーム入り口から長い階段を昇らなければホームにたどり着けない宇都井駅に到着。ここから下を見ると、結構高い所にホームがあります。

口羽→浜原間は昭和50年に開通した区間で、線路規格も高く、最高時速85キロでかっ飛ばします。なお、三江線はいたるところで制限速度20・30キロの区間があって、表定速度は、かなり遅いです。

三江線とともに、流れ下る江の川は、三次から乗った場合、進行方向右側に見える区間が多いので、三次から乗車される場合は、右側に席がお勧めです。続きはパート2にて紹介いたします。