昨日は、朝の4時に起きて、三次駅まで車を走らせて、三江線に乗ってきました。三江線は、今では日本一の赤字路線と言われる、超閑散路線で、たぶんガラガラな状態で三次を発車するのではないか?と思っていたんですが、以外にも、1両のキハ120は、立ち席も出るほどの盛況ぶりでした。恐らく、廃線のうわさを聞いて乗りに来た人・そして青春18きっぷシーズンということと、日曜日が重なったためだろうと思いますが、普段は乗っていても4~5人だそうです。私たちは、発車する1時間ほど前に駅についていたので、着席することができましたが、発車間際に乗っていたら、たぶん座れなかったでしょう。
列車は9:57分に三次駅を出発して、すぐに芸備線と別れて右へとカーブしていきます。このあと、江の川に沿って江津を目指すんですが、三次の市街地を抜けると、人家もまばらな過疎と高齢化が進んだ地域を走っていきます。沿線から見える江の川はきれいでしたよ。
三江線の各駅には、石見神楽にちなんだ駅名がつけられています。三次は土蜘蛛という名前が付けられていました。でも、小さい子供にはちょっと怖いかも…。
こちらは、芸備線の三次以東で活躍するキハ120。
そしてやってきたのが三江線を走るキハ120ラッピング車両。石見神楽をイメージしたラッピングが施されてました。この車両に乗って、三江線の旅がスタート。まずは途中の石見川本を目指します。
そして、ホーム入り口から長い階段を昇らなければホームにたどり着けない宇都井駅に到着。ここから下を見ると、結構高い所にホームがあります。