今日、韓国のソウルで日韓の外相会談が行われ、日韓の間で懸案事項となっていた従軍慰安婦問題について話し合いの場が持たれました。従軍慰安婦は、第二次世界大戦で、日本軍が当時植民地支配していた朝鮮半島などから、軍とともに行動を共にするように連れてこられて、性的な暴行を受けたとされる問題ですが、私は、かつての日本軍が行った、このような悲惨な行為は絶対に許されるものではないと思います。戦時中の軍隊の性的欲求を満たすために植民地支配していた地域の女性を無理やり連れてきて、レイプをするなんて女性蔑視も甚だしいと思います。
そのことで、深く傷ついた被害者女性には、日本国民として申し訳ない思いがします。ただ、何かあるとこれをまた蒸し返すというのも、近隣でありながら、何かとぎくしゃくした関係が続いている日韓関係で、あまり好ましくない事ではないかと思います。確かに過去の歴史を変えることはできませんし、過去の歴史から教訓を学び、それを生かしていくことは非常に大切です。でも、もっと大切なのはこれからお互いが協調していくことなのではないかと思います。日本政府としては、この問題に、一刻も早く決着をつけさせて、ぎくしゃくした関係を解消したいという思いがあると思いますし、私もそのほうがお互いにメリットがあると思います。これからはもっとお互いが理解し、協調できる関係であってほしい。そう思う私です。
