sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

本気でオリンピック開く気あんの?

 毎度政治家の失言やスキャンダルにはあきれるばかりですね。2020年の夏のオリンピック招致を目指している東京都の猪瀬知事がライバル都市の批判とも受け取れる発言をしたと大きく報じられ、知事自身もその発現を認め、不適切だったと謝罪しました。 報道によるとアメリカの有力新聞ニューヨークタイムズ紙に他の立候補都市と東京を比較し、」「イスラム諸国は互いに喧嘩ばかりしている」と述べたということです。イスタンブールを意識した発言で、27日付のニューヨークタイムズ紙が伝えました。IOCはオリンピック招致活動の行動規範として「各都市は他の都市の批判や、他都市の批判を行ってはならない」としており、猪瀬知事の発言はこの規範に抵触する可能性があります。IOCは「都知事の発言の真意は分からないが、われわれはすべての立候補都市にルールにのっとって行動するように念を押したい」としています。
 ニューヨークタイムズ紙によると、猪瀬氏は「競技者にとって一番いい場所はどこか。
インフラが整っておらず、洗練された設備もない二つの国と比べてみてください。」と述べ、イスタンブールへの東京の優位性を訴えたそうです。
 同紙が改めて発言の趣旨を確認したところ、「単に最初に五輪を開くイスラム国というだけでは選ばれるに十分な理由ではない、という意味で述べた」と釈明したそうです。トルコのクルチ青年スポーツ相は「不公平で悲しい。五輪精神にも反している。イスタンブールは他の立候補都市に否定的な発言をしたことはなかったし、今後もしない」とツイッターで語ったそうです。
 
東日本大震災で大きく傷ついた日本の復興をみんなに見てもらおうとみんなが一生懸命招致活動を行っているさなかでのこの発言、思いっきり水を指された格好になりましたが、あまりにも認識が甘すぎますよね。おりしも今年は2020年開催都市の決まる年です。この発言で東京のイメージは大きくダウンしてしまったと思って間違いないでしょう。日本のトップクラスの選手や著名人がいくら東京にオリンピックをといっても、東京都のトップがこんな体たらくじゃおそらく今回も落選するでしょうね。一生懸命活動している人に対しても失礼です。