2026年冬のオリンピックは、イタリアのミラノ・コルティナダヴェンツォですが、なかなか開催地が決まらなかった2030年・2034年の冬のオリンピックは、2030年がフランスのアルプス地方、2034年がアメリカのソルトレークシティーに事実上一本化されたことが明らかになりました。2030年は札幌も立候補して、熱心に招致活動を展開してましたが、やはり2021年に開催された夏の東京オリンピックでの贈収賄や談合などの汚職事件がめちゃくちゃ大きなマイナスなダメージを与えましたね。また同じことが繰り返されるのかとみんな感じていたのだろうと思います。東京オリンピックでの天田に上る事件は、選手が見せてくれた輝かしい活躍に暗い影を落としてしまいました。
私が思うのは、オリンピックなどの大きなスポーツイベントでは、新たな施設の建設や増設が声高に叫ばれますが、なぜ既存の施設を使うと言うことができないのか？と言うこと。東京オリンピックでは国立競技場が建て替えられましたが、はっきり言って建て替える必要はなかったと思いますし、最大限既存の施設を使えば、一兆円以上ともされる開催費用は大幅に圧縮できたはずですし、汚職事件も抑えることができたのではないかと思います。オリンピックだからといって大規模な施設の建設を繰り返すと、環境問題にも多大な影響が出るのではないかと感じる私です。このようなやり方はこれからの時代、受け入れられないでしょうね。
