sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

夏の北海道旅行4日目札幌駅→釧路駅・帯広駅→ノサップ岬編

 帯広をおよそ15分遅れて発車したスーパーおおぞら1号は遅れを取り戻すべく、広大な十勝平野を疾走していきます。途中日本有数の清流として知られる十勝川を渡って9:50分ごろ池田に到着。池田と言えばワイン城が有名ですが、時間の都合上どうしても立ち寄ることが出来なかったのが残念です。それと、以前はここから池北高原鉄道ふるさと銀河線が接続していましたが、利用者の減少と施設の老朽化が進み、赤字がかさんで廃線になってしまいました。私は二度乗車したことがあるんですが、もう二度と乗ることの出来ない路線の仲間に入ってしまいました。
 この池田を出るとしばらくして太平洋が見えてきます。根室本線狩勝峠越えや十勝平野、太平洋に厚岸付近の湿原地帯と同じ路線でいくつも風景が変わる路線で、広大な北海道らしさが一番味わえる路線だと思います。昨日の室蘭本線で見た太平洋と違って、今日は波も穏やかで遠く水平線まで見渡せる状態でした。そして、次第に比較的まとまった集落が見えてくると白糠ですが、主要駅であるこの駅をスーパーおおぞら1号は通過します。白糠からは釧路都市圏に入って、普通列車の運転本数も一時間に一本程度走ってます。そして、車掌の最後のアナウンスが入り、10分遅れて釧路に到着。接続列車である釧路湿原ノロッコ号と私たちが乗車する快速ノサップはそれぞれ発車時刻が遅れて、定刻なら11:01分発の快速ノサップも10分ほど遅れて発車、東釧路・武佐・別保・上尾幌と停車して、釧路から離れるにしたがって民家もまばらになり、12:00頃厚岸に到着。ここは牡蠣飯と言う駅弁が有名な駅ですが、停車時間が僅かなため買うことが出来ませんでした。そして茶内に停まって、浜中に到着。ここは人気アニメルパン三世の作者であるモンキー・パンチさんの出身地で、ルパン三世のラッピングが施されたキハ54も登場して話題になりましたが、私が乗った車両は残念ながらラッピング車両ではない一般車両でした。ただ、駅構内にはルパンや次元・五右衛門・不二子・銭型警部のポスターが貼ってありました。そして浜中を出ると厚床に停車。ここはすでに根室市で日本最東端の駅である東根室を通過、根室には13:20分頃に到着。遅れた快速を待ち合わせるため、バスも発車時間を繰り下げており、急いで駅前のバスターミナルに向かってバスに乗車。進路をさらに東にとって日本最東端の小学校、ごようまい(難しい漢字なので、変換できませんでした)小学校の脇を通過してノサップ岬に到着したのが14:10分ごろ。観光の前にまずはおなかが空いたので食堂で私は根室名物の花咲ガニを使った花咲ガニラーメンを、息子はカレーを頼んだのではなかったかと思います。
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花咲ガニがどっかと盛り付けられたラーメン。花咲ガニもラーメンも美味しかったですよ。
 おなかが一杯になったところで改めてノサップ岬を見て回りました。この先は北方領土で、北方四島の返還をロシア政府に求めていますが、今のところ返還の目処は立っていないみたいですね。ここから先数キロでロシア領となる国境の街でもあり、どこか日本離れした風景がありました。
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ノサップ岬から見た風景です。北方領土の返還を願いながらノサップ岬を後にした私たちでした。次回はノサップ岬から釧路駅までを書き込みしますね。