元日に起きたマグニチュード7.6の能登半島地震。大津波警報が発令されるほどの大震災で、北陸三県や新潟県、特に能登半島では今も被害の全容がわからないほどの深刻な状態が続いています。亡くなられた方も160人以上にのぼるなど、日を追うごとに、人的な被害も増えてしまってます。
今深刻なのが、水が圧倒的に不足しているために起きる、健康の悪化や感染症の拡大。トイレ環境が改善しないため、衛生環境が悪化して、下痢や腹痛を訴える方も増えているとか。そして手を洗えない・お風呂に入れないなどの問題や、煮炊きに使う水も不足しているため、温かい食事が取れないために起きる低体温症のリスクの高まりなど、これから災害関連死の増加が懸念されています。せっかく震災を生き抜いたのに、災害関連死で亡くなるのは、なんとしても防がなくなればなりませんが、直接被災していない私ができることは、少しでも被災地に医療資源を投入できるように、被災地に医師や看護師、介護士の方を派遣できるように、私たちが感染症や病気、事故などによる怪我に注意しなければいけないと思います。少しでも早く、復旧復興が進みますようにと願っております。
