今日、福原遥さん主演の映画、あの花の咲く丘で君にまた会えたらを見てきました。百合が母親に反発して家を飛び出して、ひょんなことから戦時中の昭和20年6月にタイムスリップして、特攻隊員の佐久間彰に恋をして、なんとか出撃を思いとどまって欲しいという思いを抱きつつ、国のために敵空母を撃沈するとの強い思いを抱いた、彼を見送ることしかできず、現代に戻った百合は、彼の夢であり希望であった教師の道を選ぶべく進学を決意し、高校の社会科見学で特攻の博物館を訪れた時に百合宛に書かれた彰の手紙を見つけ、彼の百合を思う気持ちに触れ、百合を残して出撃し、若い命を散らさなければならなかった無念さや、未来を作って欲しいという願いを胸に一生懸命に生きようと誓う姿は、感動でした。まぁ、ツッコミどころもありましたけどね。あと、特攻隊員の1人、石丸を思う千代ちゃんがあの後をどう生き抜いたのかも、ちょっと気になりましたね。
今もそれぞれの正義という名のもとに戦争が起きています。もうすぐ第二次世界大戦が終わって80年という時間が過ぎましたが、一体何度悲惨なことを繰り返したら、人類が共存できるようになるんでしょうか。
大切な人や家族を残して敵空母をに突撃して命を失わなければならなかった当時の人のことを考えると、今を生きる私たちが、あのような悲惨な戦争を次の世代に語り継いでいかなければいけないなと感じました。
