昨日発表された、フィギュアスケーターの羽生結弦さんの離婚報道。結婚を発表された後、相手女性の特定しようとしたり、誹謗中傷やストーカー行為をされたり、許可のない取材などが行われていたとのことで、お相手の方を守れないなどの理由が原因で、離婚をされたことを明らかにしました。
ここで思い出したのが、ダイアナ元皇太子妃の事故死のこと。チャールズ国王のプリンに長い間苦しみ、さらにはひどいバッシングや、宮殿を離れた後のしつこいパパラッチの付き纏いから逃れるため、猛スピードで恋人の運転手が運転する車が事故を起こし、亡くなったわけですが、有名人だからといって何をしてもいいとか、私生活を暴けだしていいわけではなく、取材するにも節度のある取材をしなければいけないですし、何よりプライバシーには慎重にならなければいけないはずです。
それから、私も試合で彼の演技が見られなくなったのは残念に思いますが、一生を共にしようと思った方を誹謗中傷するとか、しつこく付き纏うとか、家族や親族にまで迷惑をかけるようなことは言語道断です。絶対に慎まなければならないと思いますし、そんな人物はファンでもなんでもなく、重い犯罪であることを認識すべきです。
また、ジャニーズ事務所でのジャニー喜多川氏による性犯罪の被害を受けた方に対する、誹謗中傷も深刻ですよね。被害を訴えた方が耐え難い誹謗中傷を受けて、自らの命を絶ってしまうという、悲しい事件も起きています。賠償金目当てだろうとか、人格を否定するような書き込みが被害者をさらに追い込み、最悪な結末を迎えるに至っています。私もいじめられた被害を訴えると、私にもいじめられる原因があったとか、お前が黙ってたら全て丸く収まるんだよとか言われて、被害を受けた側が悪いということを言われたこともあります。なんで被害を受けた側がさらに苦しみ、追い込まれなければならないのかということを強く訴えたいです。性犯罪の被害に遭った方はみんな、性犯罪に巻き込まれたくて巻き込まれたわけではないわけで、こういった誹謗中傷する人物は、自分が同じ目にあったときに、同じことが自分に言えるのか？そう問いたいと思います。
