sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

小倉美咲さんのお母さんを脅迫・裁判始まる

 昨年九月に、山梨県のキャンプ場から行方が分からなくなってしまった小倉美咲さんのお母さんのとも子さん(37)を脅迫したなどとして脅迫罪に問われた静岡県函南町の才津勝二被告(31)の初公判が千葉地裁(金子大作裁判長)で行われました。被告は起訴内容を認め、逮捕後に自信も誹謗中傷を受けて「被害者の気持ちが身にしみてわかった」と謝罪しました。検察側は懲役6か月を求刑し結審しました。

 

 起訴状によりますと、昨年10月22日から今年2月24日、とも子さんのフェイスブックのアカウントに「お前が犯人だろ」「早く自首しろ」「殺すぞ」などと、11回にわたって脅迫したとしています。

 

 論告で検察側は「不安な日々を送る被害者に理不尽なメッセージを送りつけたと指摘。SNS上には、とも子さんの中傷する投稿が多数あり、「被告から「殺しに行く」などとの言葉は被害者に現実的な恐怖を感じさせた」と批判しました。

 さらに、インターネットやSNSでの悪質な投稿などによって大きな被害が発生しているとし、「対策は急務で、一般予防の観点からも厳罰に処する必要がある」と訴えました。

 弁護側は「とも子さんを犯人と決めつける情報を妄信し、根拠のない怒りがあった」と説明。誹謗中傷されるようになり、真摯に反省し、被害者に辛い思いをさせたと謝罪している」として情状酌量を求めています。

 

 この事件、いまだ美咲さんが見つからない中で、母親であるとも子さんが犯人だと勝手に決めつける投稿が相次ぎ、脅迫事件に至るまで発展してしまったものですが、何の根拠もないまま、勝手に犯人だと思い込み、誹謗中傷をして、いざ自分がされる側になったらその辛さが身にしみてわかったって、こんなの、いい大人なんですから、自分がその立場にならなくても、どんなことをしているのかわかるでしょ。自分がその立場になったから情状酌量を求めるって、そんなの犯人の勝手な言い訳でしかないでしょ。

 たとえ話ですが、いじめ加害行為を働いていた加害者が、今度は自分がいじめを受ける立場になって、はじめてその辛さが分かったから許してくれって言われて、いじめに耐え抜いてきた本人や、その家族はその相手を許せますか?それと同じで、自分がやられる立場になったから情状酌量を求めるなんて、考えが甘すぎるんです。私は実刑が妥当だと思います。

 

 それにしても美咲さんは今、どこで何をしているのでしょうね。寒い思いをしていないか。暖かいご飯が食べられているのか。同じ子を持つ親として一日でも、一分でも早く見つかってご家族のもとに帰ってほしいですね。