sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ロシア人選手のパリオリンピック参加の是非

最近になって、来年夏に開催されるパリオリンピックへの、ウクライナ侵攻を続けるロシアと、ロシアと同盟関係にあり、支援しているベラルーシ人選手の参加を模索する動きが出て来ていると報道されています。このことが事実であれば、平和の祭典を基本理念にしているオリンピック憲章に抵触するのではないかと感じます。

第二次世界大戦では、戦争当事国であった日本は、1944年東京大会と、冬の札幌大会の開催権を返上し、1948年に開催された冬のサンモリッツ大会と、夏のロンドン大会には参加できませんでした。これはやはり日本が引き起こした悲惨な戦争行為に鑑みて、被害を受けた国や地域の峻烈な感情を考えると、至極当然なことであるかと思います。この当時でもオリンピック参加目指して頑張っていた日本人選手はいたはずで、戦後最初に行われた夏のロンドン大会では競泳の古橋廣之進選手が参加標準を突破していたにも関わらず、参加が叶うことはなかったというのは有名な話ですよね。

 

その当時と今では環境も変わっていると思いますが、いくら選手自信が引き起こした戦争でないって言っても、ウクライナ侵攻を擁護する発言をする選手もいるわけで、ウクライナ人選手の感情を考えれば、戦争当事国であるロシアやベラルーシの選手が参加したらどうおもうか。

第一ロシアは平和の祭典であるオリンピック・パラリンピック開催期間中に幾度も軍事侵攻を繰り返して来ました。例えば2008年北京オリンピックの時に、グルジア(今のジョージア)へ軍事侵攻し、2014年ソチオリンピックの時にはウクライナ南部クリミアに侵攻。そして去年の北京オリンピックの時にはウクライナ侵攻ですからね。まだ終わっていないウクライナ軍事侵攻を続けているロシアが参加すべきではないのではないかと思います。まずはウクライナへの侵攻を直ちにやめて、クリミアを含めてウクライナから完全に撤退し、国際世論が参加を認めるまでは制裁を課すべきではないかと思います。どうしても参加したければ、ロシア国籍を離れて、他国の国籍に変えた上で、その国代表として参加するくらいの覚悟を示してほしいです。