長野県で行われているスピードスケートの全日本選手権。この大会での引退を発表していた小平奈緒選手が見事に一位で優勝して、優秀の美を飾りましたね。スタート直後からのスタートダッシュに成功し、圧倒的な速さで100メートルを通過して、残りの400メートルもスピードを落とさずにフィニッシュして、レースをニュースで見た限りでは、まだまだいけるじゃんって感じがしました。
小平奈緒選手といえば、ワールドカップでの連勝記録も凄いですし、ピョンチャンオリンピックでの最高のライバル関係であった韓国の李相花選手とのレースが終わった後、互いの健闘を讃えあうシーンや、相手選手へのリスペクトが私は一番強い印象が残ってます。あのシーンを思い出すと、やはりスポーツっていいなって思い出します。また、バンクーバーオリンピックでのスピードスケートのパシュートも見てたんですが、決勝ではドイツに最後の最後にかわされて銀メダルだったんですよね。あの時の出場メンバーが小平選手で、田畑真紀選手と一緒に滑っていて、サブが高木美帆選手だったんですよね。それから月日が流れて、小平奈緒選手は短距離スプリント種目の第一人者、高木美帆選手は世界を代表するオールラウンダーへと成長しました。その小平奈緒選手も引退の時を迎えて、寂しさを感じますね。
長い間の現役生活お疲れ様でした。あなたが見せてくれたスポーツマンシップは忘れません。今は体を休めて、また次の世代の選手を育ててくださいね。次の新たなご活躍をお祈り申し上げます。たくさんの感動をありがとうございました。
