今から34年前の今日、プロ野球パ・リーグでロッテオリオンズVS近鉄バッファローズのダブルヘッダーが川崎球場で行われました。このシーズンは近鉄バッファローズと西武ライオンズが激しい首位争いを演じていて、バッファローズがオリオンズに連勝すれば逆転優勝となるダブルヘッダーでした。第一試合はバッファローズが接戦を制して逆転優勝に望みをつなぎました。そして第二試合はこちらも大接戦となり、9回を終えて同点で、当時は世時間を超えて次のイニングに移行しないというルールがあり、延長10回の表のバッファローズの攻撃が終わった時点で3時間57分が経過していて、10回表のバッファローズの攻撃が無得点で終わったため、バッファローズの逆転優勝はなりませんでした。
この優勝のかかった大一番を私はテレビでかじりついて見ていましたが、どちらも大接戦で非常に見応えのある試合でした。
あれから月日が流れ、バッファローズは球団がオリックスブルーウェーブと統合される形で消滅し、オリオンズも川崎から千葉に本拠地が移り、球団名も千葉ロッテマリーンズと変わり、当時の面影を残すものは無くなってしまいましたが、この激闘は、名勝負として、いつまでめた語り継がれるのではないかと思います。
