新型コロナの感染拡大で、待ちに待ったアメリカファイザー製薬のワクチンが今日から医療従事者に対して開始されましたね。G7各国なかでは最も遅い摂取開始となりましたが、まずはコロナに対して守りばかりでしたが、これからは攻めに変わって、収束をめざせるのかなという気もします。このワクチンがコロナ感染を防げるのかどうかはわからないということですが、重症化を防ぐなどの効果が高いということですので、早くワクチンが行き届いて、医療体制の逼迫という、厳しい現実から脱却できればいいなと思います。
それにしても、このコロナウィルスに関しては、日本はワクチンは外国の製薬会社に頼りっぱなしですよね。なぜ自国で開発をしなかったのか、疑問に思う私ですが、これもこれまで、科学を冷遇し、研究開発などに予算をつけてこなかった、日本の科学への予算の振り分け方に問題があったのではないかと思います。日本はアメリカから高額な戦闘機を爆買してますが、戦闘機は命を救ってはくれません。国民の命を守るというのであれば、もっと、科学の研究開発に予算をつけるべきだと思います。でないと日本は科学で開発後進国に転落してしまうことを、このコロナウィルスワクチンの開発競争の表舞台に立てなかったことは示しているように思います。
