今日は、日本国内でコロナウィルスに感染した人が見つかってから一年になります。神奈川県内に住む中国籍の男性が発症して、2019年12月末から2020年1月初めの間、瀬世界で初めてコロナウィルスの感染が広がった中国武漢に滞在歴があったということで、感染拡大が懸念されていたにもかかわらず、日本政府は中国からの入国禁止措置などをとらず、また中国も旧正月を祝う春節を迎えて中国外に大勢の人が出かけて、その結果、世界中にパンデミックを引き起こす結果となり、いまだに収束の道筋は立っていません。
日本政府の対応も常に後手後手で、スピード感や危機意識が薄く、菅総理は「この1年で多くのことを学んだ」と言っていますが、本当に多くのことを学んだのであれば、もっと先手先手を打つ必要があるのではないかと思います。政府は全然まともな対策が打てないまま、1年を迎えています。今はワクチンが製薬会社で開発されて、承認を受ける国も出てきていますが、果たしてこのワクチンがどこまで効果があるのか、まだまだ不透明な部分もあります。
そのコロナウィルスも変異型が見つかっていて、次々変異していくと、開発されたワクチンが無効化されてしまうのではないかという思いもあります。ワクチンが世界中にいきわたるのが先か、それともワクチンが全く効かなくなる変異株が出現するのが先か、予断を許さない状況にあるような気もします。パンデミックが収束するにはまだしばらく時間がかかるでしょう。感染を防ぐためには、まずは不必要な外出は避けることだと思います。自粛疲れとか言っている場合じゃないと思います。
