この前、覚せい剤を所持・使用していたとして逮捕起訴された槇原敬之被告が保釈されました。保釈金500万円を支払っての保釈となったわけですが、東京拘置所から出てきて謝罪の言葉を述べる姿を見て、「これがかつて名曲をたくさん世に送り出してきた人物の薬物に溺れた果ての姿なのか」と思いました。顎髭はぼうぼうに伸び放題で、デビューした当時のさわやかなイメージからは大きくかけ離れていましたし、特に印象に残ったのが、喋ることや唄うことが命の芸人にとっては、命の次に大事なはずの歯があれだけボロボロになっていて、もうこれじゃあ、自分で人前で歌を歌うのは無理なんじゃないかって気がしました。もともと歯並びが悪く、矯正することも考えたそうなんですが、声の質が変わってしまうことを嫌がったため矯正をしなかったそうです。
それに薬物の影響があったのかどうかはわかりませんが、あまりの変わりように驚いたというか、びっくりしたというか…。
なぜ歌い手にとってはとても大事な歯をあそこまでボロボロになるまで放っておいたのか…。歯の手入れもままならないくらいに薬物に溺れていたのか…。真相は本人にしかわかりませんが、ハッキリ言って、もう二度とテレビやラジオといったメディアに出てきてほしくないです。あんなみすぼらしい格好を見せられて嫌悪感を覚えました。自分の歯も大事にできないような奴が、自分の体や心まで大事にできるわけないですよね。
それにしても芸能人の薬物事件での逮捕が相次いでますよね…。ここ最近も沢尻被告が逮捕されてましたし。芸能人というのは、夢を売る商売であり、成功すれば大きなお金が動くというのは私にもわかりますが、そのお金に吸い寄せられるように、悪い奴らもひっついて来るんでしょうかねぇ…?それとも人前に常に露出され続けることへのプレッシャーや、ストレスと言ったものもあるんでしょうか。でも、大多数の芸能人はそういった薬物に手を出すことなく、自分の芸に磨きをかけているわけで、こういった事件を引き起こすのはごく一部の人間だと思いますが、芸能界の薬物事件は、世間に与える影響が大きいだけに、こういったことはなくしてもらいたいですね。
