sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

助けを求めてきた小学6年生女児を追い返す

今日のニュースで取り上げられていた、神戸の児相で、保護を求めてきた小学6年生の女児に対して、夜間対応した派遣されていたNPO法人のスタッフが「警察に相談しなさい」と言って保護しなかった問題。大きな波紋を呼んでますね。

 ことの発端は、今月上旬、午前3時30分ごろ「家を追い出された」と言って、児相に保護を求めてきた女児に対して、対応したスタッフが「警察に相談しなさい」と言って追い返したというもので、女児は近くの交番に駆け込んで保護を求めて、警察から児相に連絡があって発覚したというものです。スタッフの言い分では「高校生くらいに見えた。大した相談ではないと思った」などと話しているそうですが、高校生だったら保護しなくていいという事なんでしょうか。大した相談ではないと思ったって言う事ですが、大した事なのかどうなのか、きちんと話を聞いたうえで対処しなければいけないんじゃないでしょうか。第一、女子児童が相談に来た時点で何かあったんだと判断すべきことじゃないでしょうか。夜中に子供一人が外に出なくてはならない状態であること自体異常な状態であり、せめて明るくなるまでは一時保護するとか、児相の職員が出勤してきたときに対応を相談するとか、いろいろと手立てはあったはずです。警察に相談しなさいのひと言で済ませてしまってはいけない事案なんじゃないでしょうか。

女の子は勇気を出して相談しに来たのに、大人不信になってしまうんじゃないかと思います。子どもからのSOSにはキチンと耳を傾けて対処してもらいたいですね。それが児相の責任であり、そこで働いている職員の責任だと思いますが。

 こういった責任逃れ的なことが多発してますよね。学校はいじめを認めたくなくて、教育委員会も全く機能していないですし、虐待防止のために機能すべき児相も機能不全に陥ってますしね…。あまりにも大人が子供に対して無責任すぎます。