sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

児童虐待認知件数133778件

 厚労省は30日、2017年度の児相が対応した児童虐待の相談件数が前年度比9.1%増の133778件で、過去最高を更新したと発表しました。子供の前で配偶者に暴力を振るう面前DVで警察から児相への通報が増え続けており、1990年度の統計開始以来27年連続で増加しました。16年度に虐待死した子供の人数も公表されて、前年度比7人減の77人(無理心中28人を含む)でした。

 虐待の内容別では面前DVを含む心理的虐待が72197件(54%)で最も多く、前年度より9011件増えました。身体的虐待は33223件(25%)、ネグレクトは26818件(20%)、性的虐待は1540件(1%)でした。
 児相への通告元は警察が66055件(49%)とほぼ半数を占めました。警察は面前DVの児相通告を徹底しており、厚労省によると警察からの通告の約半数が面前DVとみられるそうです。
 面前DVは子供の命に直接かかわらない軽度な案件が多いとされます。一方で今年3月の目黒区で船戸結愛ちゃん(当時5歳)が虐待を受けてなくなるなど、深刻なケースも後を絶ちません。政府は7月の児童虐待防止の緊急総合対策で、児相に加えて市町村の体制強化も掲げており、実施が急がれます。
 都道府県別では、大阪府が18412件(前年度比4%増)で最多。神奈川県が13928件(同14%増)、東京都が13707件(同10%増)と続いています。
 虐待死は無理心中を除くと49人で、このうち0歳児が32人で65%を占めています。母親の半数が予期しない妊娠であり、懸賞に当たった厚労省の専門委員会は、妊娠期から孤立を防ぎ継続して支援する重要性を指摘しています。
 厚労省はまた、住民票があっても居住実態が確認できない所在不明の18歳未満の子供が今年6月1日現在で14都県に28人いたことも明らかにしました。このうち6人は14年度の調査開始時から所在が確認できていないということです。

 また、新聞に社会面には「本当に手が回らず、重篤なケースの見落としかねない」。福岡市の児相「子ども相談センター」で子供の緊急支援課長を務める弁護士の久保健二さんは悲鳴を上げています悩みの種が警察からの面前DV通告だそうです。
 同児相が昨年度受理した児童虐待の通告1457件のうち6割の861件が警察からで、そのうち約500件は面前DVを主とした心理的虐待だったそうです。夫婦喧嘩レベルも少なくないそうですが、子供への安全は怠れないといいます。「児相の業務を圧迫している」と話しています。
 厚労省は昨年4月、児相の負担軽減策として、児相から市区町村に事案を「送致」できるようにしました。厚労省は指針で、具体例として子ども自身の被害がなく再発可能性も低い面前DVなどを挙げましたが、現場での活用は進んでいないといいます。
 北九州市の児相「子ども総合センター」は昨年度1377件の虐待通告に対応し、送致したのは「近所で子供が泣いているなどといった「泣き声通告の57件だけだったそうです。面前DVは数百件に上るとみられ、「区の体制が整っていないのに、一気に降れば無責任になる」と虐待防止を担当する菊原康弘課長は述べています。「兵庫県子ども家庭センター」の木下浩昭所長も「専門職がいる児相と違い、自治体には必ずしも虐待に詳しい職員がおらず、なかなか装置は増やせない」と難しさを話しています。
 新たな懸念材料もあるとされています。厚労省は来年度から、児相での児童虐待の通告・相談を24時間受け付ける全国共通ダイヤル「189」の通話料を無料にする方針です。虐待情報を漏らさず拾い上げるという点では有益ですが、通告の増加が想定され、児相の対応はパンクしかねないとされています。
 久保さんは市町村の体制強化に加え、児相と市町村に別れている虐待の通告・相談窓口を一元化し、警察からの情報も含めて重篤な案件は児相に、軽度なものは市町村に振り分けるトリアージ機関の設置も提案しています厚労省も9月から有識者会議の下でトリアージを巡る議論を再開するそうです。

 虐待は、私も元嫁が子供たちに行う虐待をつぶさに見てきたので、どれだけ深刻な状況かはよくわかっているつもりです。
 元嫁が行った虐待は複数にまたがっており、傷害のある息子に対する、殴る蹴るといった暴力を加える身体的虐待・「お前なんか死ね」「お前なんか産まれてこなければよかった」「お前がおらんようになったら私は楽になれる」などといった暴言を浴びせかける心理的虐待・子供のことはほったらかしにして、統一教会にのめり込んで子供の世話をしないネグレクト・私や息子に対して浴びせかける暴言や暴力行為を次男の目の前で行う面前DVと、ここに挙げられているすべての案件を行ってました。
 
 おそらくここに現れている数字はまだまだ氷山の一角であると私は観ています。恐らく表ざたにならない案件がまだまだあるんじゃないかと思います。
 
 それにしても虐待の認知件数が13万件越えって一体…。なぜ我が子に対してこのような非道な行いをすることができるのか…。私には全く理解できないですね。子供には何の罪もないはずです。それが理不尽な暴力によって苦痛を味わい、恐怖に覚えなければならないなんてあまりにも可哀そうとしか言いようがないです。
 予期しない妊娠だったって、セックスして中だしすれば妊娠するのは当たり前で、それで予期しない妊娠だったから逆遺体をくわえたなんて、許されるものではありません。もし自分がその立場に置かれたらどうなのか、そういった考えさえもできないやつらが妊娠するようなことをするんじゃないって言いたいです。
 また、虐待を防ぐためにも、虐待を行った親どもに対する刑罰も厳罰化する必要があるんじゃないかと思います。確かに子供に虐待をくわえた親を更生させるプログラムも大切だとは思います。でも、そちらの方に重点が行き過ぎてませんか。虐待しても更生プログラムを受ければそれでおしないというのは、あまりにも加害者に対して甘すぎるような気がします。