sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ベテルギウスの変調…

今月に入って報告されて、科学のニュースを大きくにぎわしている、オリオン座の一等星ベテルギウスの明るさが大きく変わっているという情報。私も昨日、どんな様子なのか見に外に出てみたんですが、確かにいつも見慣れたベテルギウスに比べて、ちょっと暗いかなという感じがしました。 

もともとベテルギウスは赤色超巨星で、星としては最期を迎えつつある星で、大きく膨張して星自体が脈打つように大きさを変え、そのため大きさが変わる「脈動変光星」として知られていますが、今回はその光の減光具合が尋常じゃないという事だそうです。この減光具合が一時的なものなのか、あるいは何らかの異変が星の内部で起こっているのかは、観測を継続してみないことにはわからないそうなんですが、科学好きな私としては気になるニュースですね。

もし、ベテルギウス超新星爆発を起こしたら、-11等星くらいの明るさで輝き、真昼でも肉眼で見えるくらいになるそうです。爆発の時に見える星の色は赤でゃなく、ものすごく高温高圧な状態になるため、青白い光に変わると言われています。そして数年かけて肉眼では見えなくなって、爆発した中心部には中性子星が残されるという事です。冬の大三角の一角を形成するベテルギウスが肉眼では見えなくなったオリオン座、一体どのような感じになるんでしょうか。また、ベテルギウスが爆発した後に残されるのは、隣のおうし座にあるかに星雲の様な残骸が見られるんでしょうか。

私としては、1987年に大マゼラン星雲の中に現れた1987Aは、残念ながら南半球に行ってみることができなかったので、ぜひともその瞬間を眺めてみたいですね。