海上自衛隊の哨戒機が韓国の艦艇から火器照射のレーダの照射を受けた問題。この前その時の哨戒機の中から撮影された動画が公開されましたが、韓国側はレーダーの照射を認めたものの、北朝鮮の船を救助するのが目的だった。という説明をしていて、日本の哨戒機を狙ったものではないという韓国国防省のコメントを発表していますが、専門家の話では火器照射のレーダーを放って、相手をロックオンするということは、攻撃の意図があったという事だと明言しています。
動画では韓国の艦艇に対して3つの電波を使って応答を呼び掛けている様子が録音されていますが、韓国艦艇は無反応で複数回にわたってレーダーの照射を続けたということです。
さらに、今日になってレーダー照射したのは、日本の哨戒機が異常な低空飛行をして接近してきたからであるというコメントを発表していますが、どう見たって異常なまでの低空飛行には見えないんですが…。韓国国防省の言う異常な低空飛行がどの程度の高度を示しているのかわかりませんが、このところ日韓関係が悪化していることを考えると、韓国側に何らかの意図があったのではないかという見方も出来るような気がします。はっきり言って、なんとも後味の悪い日韓関係のままで終わろうとしている2018年ですね…。
今後、日韓の防衛相・国防相で、この問題に関する話し合いが行われるのではないかと思いますが、日本側としては、韓国側が攻撃の意図があったのか、何故レーダー照射を行ったのか、きちんと理路整然と説明してもらう必要があるんじゃないでしょうか。なんか悪意が感じられるのは、私だけでしょうか。
