sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

御巣鷹の悲劇から36年

1985年8月12日午後6時前、羽田空港を離陸した日本航空伊丹空港行1234便。富士山上空を飛行中に圧力隔壁が破談して垂直尾翼が吹き飛んで制御不能に陥り、コントロールできなくなって迷走し、群馬県御巣鷹山に激突して、日本の航空機事故史上最悪の520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から36年を迎えました。あの日私はたまたまテレビを見ていて、日航ジャンボ機の機影がレーダーから消えたというニュース速報が流れて、何か大きな事故があったようだということを知ったんですが、まだ具体的なことはわからなかったんですが、
段々情報が入ってくるたびに事態は悪い方向に向かっていることがわかり、夜9時のニュースで墜落したことが発表され、さらに翌日になって墜落した現場の映像が入ってきて、バラバラになった機体から事故の衝撃の大きさを物語ってました。
この事故の原因となったのが昭和53年に起きた尻もち事故の際にきちんとした整備が行われておらず、離着陸を繰り返すうちに金属疲労が蓄積し、あの事故のときに破断して制御不能になったことがわかっています。事故を起こした日本航空は、事故の風化を防ぐために研修センターに事故機を展示して、社員の安全教育に使用しています。
あの事故から36年が経過し、ご遺族の方々も高齢化が進み、慰霊登山もだんだん難しくなってきていると言います。今後、この事故をいかに語り継いでいくのかが問われているような気がする私です。