ちょっと遅れてしまいましたが、日曜日に投開票が行われた東京都知事選挙。日本の首都というだけあって、国政選挙並みの選挙運動が展開されていたみたいですね。中でも、無所属の新人で、一番最初に立候補を表明した小池氏・自民・公明・日本の心を大切にする党の支援を受けた増田氏・民進・共産・社民・生活の党の推薦を受けた鳥越氏の争いとなりましたが、ふたを開けてみると、小池さんが2位以下に100万秒以上の大差をつけての大勝となりましたね。私も知名度や、力量などを考えると、小池さんが最有力かなと思ってましたが、やっぱりそうでしたね。
小池さんは防衛大臣を務めるなど、閣僚経験もあるほか、あまりスキャンダルとかは聞かないので、クリーンなイメージがあるんですが、その点が評価されたんでしょうか。
これから4年間の都政は小池さんが担っていくわけですが、東京都が抱える問題として、待機児童問題が大きな問題として挙げられるのではないでしょうか。限られた予算の中で、いかに幼稚園や保育園の数を増やし、幼稚園の先生や、保育士の処遇を改善し、子育てしやすい環境を整えるかが、喫緊の問題ではないかと思います。なんといっても東京都は特殊合計出生率が全国で最下位ですからね。高齢化の観点からも、若い世代に赤ちゃんを産み育てていってもらうか、子育てをしやすい環境に持っていくか、その手腕が問われているように思います。