前半14分にバックパスのミスから失点し、追う展開に。そして後半にも追加点を与え、65分に一点を返すも、反撃もここまでで、3試合を終えて、日本は勝ち点1のままで、あと残りのベトナム戦と北朝鮮戦に連勝したとしても勝ち点は7で、オーストラリアを抜くのは不可能で、中国も残りの試合を連敗して、さらに得失点差で上まらなくてはならなくなり、ほぼその可能性はついえたとみて間違いないでしょう。
なぜここまで落ちてしまったのかを考えると、やはり世代交代が進まなかったのが原因でしょうか。今回、代表に招集されたメンバーを見ると、大多数がワールドカップドイツ大会やロンドンオリンピックの代表メンバーばかりで、若手がなかなか入って来れなかったというのがあると思います。今のなでしこジャパンに求められるのは、若手の発掘と成長でしょうか。もう過去の戦術では戦えないというのを見せつけられた予選ではないかと思います。
この予選が終わると、佐々木監督の退任が決まるみたいですね。後を受け継ぐのは、U-20のなでしこジャパン代表監督の高倉監督が務めるという報道が出ていますが、果たして今回の配線を機に、どこまでチームを底上げできるのか、その手腕が問われるように思います。
なんか、この予選を見ていると、かつての泥臭くボールを奪いに行く姿勢があまり見られなかったような気がします。もっとボールをもって攻めあがってくる対戦相手に対して、厳しいマークをする必要があったように思う私です。残りの2試合でせめて一矢報いてほしいと思いますね。
