sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

オウム真理教元信者、高橋克也被告に無期懲役判決

 1995年の3月に起きた地下鉄サリン事件など、オウム真理教が起こした4つの事件で殺人などの罪に問われた元信者・高橋克也被告(57)の裁判員裁判で、東京地裁(中里智美裁判長)は30日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。高橋被告は起訴事実を全面的に否認していましたが、判決は起訴された罪をすべて認定し、『人名軽視も甚だしい。世間を震撼させる事件を起こしながら17年も逃亡し、反省の様子も伺えず、更生の兆しは見られない』と述べたそうです。

死者13人・負傷者6400人を出した1005年の地下鉄サリン事件裁判員裁判で審理されたのは初めてだそうです。2011年にいったん終結したあと、高橋被告らの逮捕により、再開されたオウム真理教の判決がこれで出揃いました。
 高橋被告はこの事件で、散布役を車で送迎。公判では『事前にサリンを蒔くとの説明は無く、計画を知らなかった』と殺意や共謀を否定していました。
 判決は、事件前日に犯行メンバーが集まった場で『サリン』との発言が出たことを複数の死刑囚が否定したと指摘。「巻くのがサリンだという認識が被告にあったかは合理的な疑問が残る」としています。
 一方で、犯行後に被告が毒物の影響を気にする言動をしていた点に着目し、『人を死亡させる危険性の高い毒物を巻くことは認識していた』と認定。殺意や共謀があったと認定しました。松本智津夫被告(60)の指示の下、従属的な立場で反抗にかかわった点などを考慮しても、『刑事責任は有期刑の範囲に収まらない』としています。

これでようやくオウム真理教が時期起こした凶悪犯罪に関する一審の判決が出揃いましたが、高橋被告は一貫して殺意を認めてきませんでしたし、サリンをまくと知らなかったと主張していますが、この主張、どう考えても、裁判に関して素人の私から見ても、おかしいと思います。仮に知らなかったとしても、後に起こった事件の重大さを考えると、この無期懲役刑は至極当然だと思います。被告は控訴せずに判決に従い、真摯に罪を償ってもらいたいです。

私が、高橋被告が逃亡生活の果てに出頭してきたときは、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の刑の執行を遅らせるために、教団が指示をしたんじゃないかと思いました。今でもオウム真理教から名前を変えたアレフは活動をしていますし、新たな信者獲得の動きも見せているようです。そして、麻原が収監されている刑務所を聖地として崇め、その求心力は未だに衰えていません。私は教団が引き起こした凶悪事件に関った死刑囚の迅速な刑の執行と、死刑の次に重い刑罰として終身刑を設けるべきではないかと思います。あのような凶悪なやつらが無期懲役だと、人知れず出所する可能性もあるわけで、二度と世間に出てこられないような刑罰を課すべきだと思いますが。