オウム真理教が起こした、あの悪夢のような無差別殺人テロ事件から20日で21年になりました。営団地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線の電車内で猛毒の神経ガスであるサリンがまかれて、死者13人・負傷者6000人以上という大惨事となりました。この事件から21年目の昨日、霞ヶ関駅などでは献花台が設けられ、亡くなった人の霊を慰めるために訪れる人の姿が見られたとか。
この事件は、日本中を恐怖に陥れて震撼させましたよね。この事件を受けて、警察もオウム真理教に強制捜査に乗り出して、松本智津夫死刑囚や中川智正死刑囚・新見智光死刑囚などが逮捕されて、裁判にかけられて死刑判決が出て、いずれも確定しています。
しかし時は流れて、この事件自体を知らない世代も増えて、オウム真理教から名前を変えたアレフが、信者獲得に力を入れているような動きを見せるなど、不穏な動きも見られます。前にも書きましたが、アレフの教義はオウム真理教とほとんど変わらず、松本死刑囚を崇拝するなど、非常に危険な団体です。このような団体を野放しにしてないで、さっさと壊滅させてほしいと思うのは私だけでしょうか。
あの地下鉄サリン事件から21年。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被害にあわれた方々の一日も早い回復をお祈りいたします。
