sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

代理出産で生まれた子供がダウン症だったら

 この前、ニュースで報道された、タイ人女性が、オーストラリア人夫妻の卵子精子の提供を受けて代理出産して、双子の女の子と男の子が生まれたんですが、男の子にはダウン症という障害があることがわかり、女の子だけを引き取って男の子の引き取りは拒否したと言うニュース。私も障害の違いこそあれ、障害を持つ子供を育てている親として、気になっていたんですが、やはり受け取りは拒否されたようですね。同じ親として、なんだか悲しくなりました。この男の子だってダウン症になりたくてなったわけでもないですし、代理で出産したタイ人女性にも何の責任もないはずです。受け取りを拒否された男の子は、代理出産で産んだタイ人女性がこれからも育てて行くと語っていますが、健常児だけ引き取って、障害児だけは他人に押し付けるなんて、あまりにも酷すぎませんか。タイ人女性にはすでに二人の子供がいて、その子の絶ちの面倒を見るだけでも大変な状態なのに、それでも面倒を見るという姿には感動しました。
 このニュース、オーストラリア国内でも大きく取り上げられているようで、批判的な意見が数多く寄せられているとのことです。
 代理出産の約束を取り交わすにはブローカーを通じていろいろと約束事を取り決めるんだそうですが、代理出産を頼むのであれば、どんな障害などがあっても必ず卵子精子を提供した側が責任を持って育てると言う、国際的な枠組みができないものなんでしょうか。今は、タイ人女性の元で暮らしている男の子が、これからもタイ国内で幸せに暮らせることを祈るばかりです。