sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ストーカーの恐怖

 昨日のNHKスペシャルでストーカーの実態が詳しく報道されていました。なぜストーカー行為をするのか・被害者の現状なども紹介されていました。まず、加害者の心理ですが、自分が必要とされていたい・自分を愛して欲しいという思いが強いのでないかということです。加害者には、幼少期に何かしら心に深く傷つくような、経験をしてきており、誰かに必要とされていたいという思いが強いといいます。それが、何かのきっかけで出会った相手に対して向けられ、それが何らかの拍子に叶わなくなってしまうと、その思いが憎しみに変わるといいます。
 私も小学生の頃に壮絶ないじめにあい、自殺寸前まで追いつめられて、なんとか思いとどまって今に至っていますが、いじめにあっているときは、自分の存在意義のすべてを否定され、まさに生き地獄のような体験をしてきて、その経験から誰かに愛して欲しい。愛されていたい。必要とされていたい。そういう思いは私にもあります。しかし、いつもその思いが満たされるわけではないというのは、わかっていますし、それで人を憎んでも仕方がないというのもわかっています。自分が誰かに愛されていたいと思うのであれば、まず自分が周りの人を愛さないと誰からも愛情を注いでもらえないということもわかっています。だからストーカー行為のような犯罪行為を犯してまで、自分のほうに振り向かせようなんてことは考えたことはありません。たぶんストーカー行為を働く加害者の人はこれ以上やってはいけないというリミッターが働かないんだろうと思います。だから自分の思い通りにならなかった相手に対して激しい憎悪を覚え、犯罪を犯してしまう。いわば自己中心的な感じなのかなぁと番組を見ていて思いました。
 私もストーカー行為を受けたことがあります。相手の女性は私のブログを通じて知り合ったんですが、私も自分に興味を持ってくれた事がうれしくて、本名や携帯のメールアドレスなどを教えてやり取りをしていたんですが、次第に私を監視しているかのような感じになってきて、メールを相手がよこして、すぐに返信しないと、何で返信しないのか・何をやってたのか・誰と会っていたのか?などのメールをよこすようになり、私が、息子の用事をしてたとかメールすると、私と息子の用事とどちらが大事なのか?ということまでメールで言われて、こりゃ、大事になる前に遮断したほうが言いと思って、メールアドレスも、携帯番号も変えて、ブログもアクセス拒否設定にしていたら、封書や別のブログ名でコメント欄に「娘があなたのせいで自殺を考えている。どう責任を取るつもりか?」などの脅迫が届くようになり、警察に通報して、警察から「警察沙汰になっているので今すぐやめなさい」という連絡をしてもらい、自分が脅迫罪にあたることをしているということを理解させたうえで、それからは封書やメールは来なくなりました。まぁ、私がアドレスを変えて、しばらくブログを閉じていたのも関係しているんだと思いますが。
 このようにストーカー行為を働く人物は、相手を自分の思い通りに縛り付けておきたいんだと思います。彼女の場合、40過ぎても結婚できなくて見てくれがそんなに綺麗でもないので、かなり焦っていたんだろうと思います。それで、私を思い通りにしようと思って、できなかったのでストーカー行為を働いた。そういう感じなのではないでしょうか。
 
ストーカー被害を受けている人の中には命を奪われてしまった事例もあります。桶川で起こった事件や長崎の事件・逗子での事件など多くの命がストーカー行為によって奪われています。
 そしてストーカー=男性というイメージが強いかもしれませんが、比率はほぼ半々なんだそうです。意外と女性ストーカーも多いのに驚きました。ということはいつストーカー行為にあうかわからない恐ろしさを秘めている世界で私たちは暮らしているんだということを心の片隅に、覚えておかないといけないのかなぁという気がします。昨日の番組を見て、改めてストーカー犯罪の怖さを思い知らされた私です。