sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

昨日のいじめノックアウトを見て

 昨日放送されたいじめノックアウトスペシャル。録画したやつを今日見てみたんですが、この中で、「今は仲良く連絡を取り合っている友人を自分はかつて虐めていて、そのことに対して謝罪すべきかどうか悩んでいる」という、いじめ加害者のことが議論されていました。私もこの加害者側の意見と、被害者側の意見のやり取りを見ていたんですが、私はいじめ被害者という立場で見てました。
 いじめ加害者が、被害者に対して謝罪するべきかどうか。被害者側としてもいろいろと意見が分かれると思いますが、これから私が書き込むことは、かつて自殺未遂を起こさなければならないほど、精神的にも追い詰められていた、私の個人的な意見として書かせてもらいます。
 率直に言うと、いじめ加害者は、被害者に対しては謝罪すべきだと思います。ただ、謝罪するのも、自分の贖罪のため・罪滅ぼしのために謝るのであれば、私はそれを謝罪とは認めません。いじめの加害行為に対して、謝罪するというのは、自分が本当に、心の底から「申し訳ないことをした」そういう気持ちがこもってないと、ただ単に謝ってもらっただけでは、胸糞悪さが残るだけです。
 私の場合、小学校の卒業式の終わった後に、いじめ加害者の親が私に対して「●●君、うちの娘が虐めてたみたいでごめんね」と言ってきましたが、私は「なぜ加害者本人が謝りに来ない?卒業式が終わってから謝ってもらったって、もう手遅れ。何の解決にもならない」そういう思いしか残りませんでした。残ったのは、胸糞の悪さと、相手に対する激しい怒り・怨みだけでした。まだこの時点で、いじめに加担した側の本人が、私に直接謝罪したのであれば、私の心の中も少しは整理がついたのかもしれません。でも、いじめに加担した本人からの謝罪は一切なかったです。今となっては、もう忘れ去られたことなのかもしれませんが、私に対してのいじめで、今も私は苦しめ続けられています。虐められていた当時のことをリアルに夢で見て飛び起きることもしょっちゅうあります。「俺はいつになったら、この虐めの後遺症から解放されるんだろう」そう思うとやり切れない思いがいつも頭の中をよぎります。
 私は一体、何を許せずにいるのかというと、私や、私の家族の人生をめちゃくちゃにされたということ・私が虐められていた当時、毎日「死」を考えながら生きなくてはならなかったのに、相手は、平穏な毎日を送っている・私から帰るべき故郷を奪っておきながら、相手は結婚や就職などで生まれ育った家を出たとしても、帰るべき家がある。そういう点なのかもしれません。このことを考えると、たとえ相手が私に謝罪したとしても、私の中では一生相手に対する怒り・怨み・憎しみは消えないのかなと思います。
 私のところに来てくださるブロガーの方の中には、昨日のいじめノックアウトスペシャルをご覧になられた方もおられるかと思います。皆さんは昨日のテレビ放送を見られて、どのような感じられたでしょうか。