sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

立場が変わってわかること

 今日は、日ごろの運動不足解消と腰痛対策の一環として、私が月に1回通院しているメンタルクリニック整骨院へ自転車で行ってきました。普段車での移動が多い私ですが、いざ自分が自転車に乗ってみると、車の運転のマナーの悪さがちょっと気になりました。たとえば、私が道路の左端を自転車で走っていると、私のすれすれのところを通過していく車がいたり、駐車場や狭い路地から大きな道に出るときに、歩道の前でいったん停止せずに、車道の手前まで一気に突っ込んでくる車がいたり、私が普段車を運転しているときにはあまり気づかなかったことに気づかされました。私も知らず知らずのうちに歩行者や自転車に乗っている人に対して、同じようなことをやっているかもしれない。そう思うと、自分が車のハンドルを握ったときは、改めて事故を起こさないためにも、気をつけなければと思ったしだいです。同じようなことはほかのことでも言えるのではないかと思います。私は小さい頃から自分がされて嫌な事は他の人にするな・男である私は絶対に女を泣かすようなことはするなと教えられて育て来ました。
 たとえば自分が言われて不愉快に感じること・つらい気持ちになるようなこと・悲しい思いをするようなことは絶対にしてはならない・言ってはならないと思ってそれを自分なりに実践してきたつもりです。私は以前記事に書き込みをしたとおり、小学6年生のときに激しいいじめにあい、自殺寸前の状態まで精神的に追いつめられ、その辛さを誰にも話すことができずに。苦しい思いをしました。また私のいじめに加わったのは女子で、私は女を泣かすような男は最低だと親に教えられて、自分は泣かされても、自分が相手を泣かす様な事はしたくないと思い、必死で耐えていました。しかしこれらのことも逆に考えてみると、私をいじめた相手がいじめられるがわだったら・私でなく、相手がいじめで泣かされていたらどうなっていたのかなと。ふと今日のことを見て感じました。いじめる側からすれば、いじめられる側にも責任があるということをよく言います。しかしそれはいじめる側の都合のいい言い訳であって、どんな理由があってもいじめは正当化できるものではありません。また、女を泣かせる男が最低な男というのと同じように、男を泣かせる女も最低な女だと私は思います。
 お互い、立場が違って初めて見えてくるものがあります。もしこのブログを見ている人の中で、自分が今いじめをしていると思った人がいたら、自分が相手の立場になったらどうだろうと考えてみてください。自分がされて嫌なことは相手がされても嫌なんです。そのことをよく考えて、自分が今相手に言おうとしていること、やろうとしていることが本当に必要なことなのか、そのことを考えてみてほしいなと思います。そして、女を泣かすような男が最低なのと一緒で、男を泣かすような女も最低です。
 私はずいぶんと女に泣かされてきました。小学校の女子や元嫁と一緒にいるだけで辛くなるほどの思いをしてきました。もっとみんながお互いの立場を理解できるような世の中になってほしい。そう思った私です。