今日の17:00ごろ、東北旅行を終えて家に帰ってきました。今回は旅行初体験の次男と息子の3人親子の気ままなたびでしたが、幸いなことに盆連休前まで大雨が降り続いていた東北地方も、天候が安定し、雨にたたられずに済みました。次男にとっては電車の旅と言うのは初めてで、それも特別料金が一切かからない列車のみの乗車という、めったに経験できない旅をして、「楽しかった」と言ってくれました。次男は旅先でどんな食べ物を食べたかとか、歴史等を博物館などに行ったときに熱心にメモにとってました。そして、仙台から語り部タクシーと言って、震災の記憶を後世に伝えていこうという取り組みを行っているタクシー会社のドライバーの話も熱心に聞いて、夏休みの自由研究の発表をするそうです。次男が今回のたびで一番印象に残ったのが、やはり震災で大きな被害を受けた被災地を見て回ったことだそうです。次男が今回の旅で見て感じたこと･思ったことを今後の人生に生かしてくれたらいいなと思います。
私も今回の旅で一番インパクトのあったのが仙台市と名取市の震災の被災地をめぐったことです。自分が想像していたよりも復興がまったく進んでおらず、ここまで酷いのかと思うと涙がこぼれました。そして残念なことに人の弱みに付け込んで悪事を働くものもいるそうで、津波で1階部分が浸水し、2階に貴重品を置いたまま避難した人の家の上がりこんで金品などの貴重品を盗む強盗事件も発生しているそうで、火事場泥棒みたいな行為をする相手に対して怒りを感じました。次男もその話をタクシーのドライバーから聞いて「酷いことをする」と思わず口走ってました。
今回私たち3人が東北地方を訪れたのは、震災の被災地の様子をじかに見て、その今の現状を少しでも発信することが出ればという思いからです。今回私たちが訪問して、使ったお金はほんの微々たる物かもしれませんが、そのお金が被災した地元の復興に少しでも役に立てればいいなと願っております。また、旅の様子はたくさん写真を写してきましたので、写真と共に記事にアップしていこうと思います。
