sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 インフルエンザも完全に治って、それからは順調に仕事もこなしていた私でした。2000年3月で2歳になる息子も、言葉の発達の遅れはあるものの、いくつかの単語を組み合わせておしゃべりができるようになって来ました。その中でも一番うれしかったのが、息子の口から初めて「お父さん」という言葉を聞いたときでした。本当にこのときは涙が出るくらいうれしかったです。他の子供に比べたら言葉の発達は遅いかもしれない、自閉症という知的障害を併せ持ったハンディキャップがあるかもしれない。他の子供に比べたらひとつのものに強い執着心があったり、理解できない行動を取ることがあるかもしれない。でも、息子は息子なりのスピードでゆっくりとではありますが、確実に成長しているんだということを実感できた瞬間でした。私が仕事を終えて、息子が「お父さん」と、お出迎えしてくれることがこんなにうれしいことだったなんて自分でも想像できなかったです。私自身も小さい頃、こうやって私の父を出迎えてたのかなぁなんて考えたりしてました。ただ、まだこの時点ではお父さんだけで、そのあとのお帰り~とかの二語文までにはいたらなかったです。そしてこの頃から私が始めたのが、数を数える練習と体の各部分の名前を教えること。風呂には毎日入るので、風呂から上がるとき1から10まで数えて、ついでに英語での数え方も教えて、体の各部分の名前は、体や頭をこするときに、毎日教えてました。その甲斐あってか、2歳になるころには数字の数え方や体の名前などは言えるようになりました。ただ、体の名前は、私が勝手に歌を作って息子にとって覚えやすいように頭から足の先まで順番に教えたので、順番にこれは何?と聞かないと、なかなか体の名前と息子の言っていることがマッチしないことのほうが多く、これは何とランダムに聞かれて正しく答えられるようになるまでは、かなり時間がかかりました。それでも毎日続けた甲斐があって、少しずつですが正しく言えるようになっていったので、今改めて考えてみると、試行錯誤しながらも、あの頃の俺って頑張ってたよな~と思います。やはり自分の息子だから、息子のためと思ってできることなんですよね。