このまえの日曜日に山口県と島根県を襲った集中豪雨。山口県北部や島根県西部を中心に大きな被害が出ました。亡くなられた方や行方不明の方がおられるほか、土砂崩れなどで多くの家屋が倒壊するなどの被害が出ています。そして、交通機関も大きな被害を受けており、山陰本線が益田駅と長門市駅の間、山口線が宮野駅と益田駅の間で運休しています。特に山口線は鉄橋が流されるなどの被害を受けており、今年のSLの運行はすべて中止になったほか、特急列車も一部区間で運転を見合わせるなどの影響が出ています。また、道路も陥没や路盤の流失などの影響で規制されているところもあるようで、車で通行する際は注意が必要です。
私がいつも通勤で使っている道路も歩道に大量の泥が堆積しているところがあり、川から溢れた水が押し寄せてきたことをうかがうことができます。たぶん山口市内を流れるふし野川の本流の流れが強すぎて、本流の流れ込む支流に降った雨水が本流に入ることができずにあふれ出したんだと思います。私の家の前の川も本流に合流することができずに私の家の前では橋のすぐ真下まで川が増水し、少し下流の低くなったところでは道路が冠水して、車の通行が不能になってました。そして、歩道には泥がたまっているほか、川の両岸には上流から流れてきた流木やごみなどが大量に残っていました。
これから、お盆の帰省や行楽シーズンを迎えるというのに地元経済には大きな痛手となりそうです。特に観光関係の仕事をされている人にとっては、今がかきいれどきなのに、多くの観光客が利用するSLや特急列車が運休となっている今、国に財政的な支援を求めることも必要なのではないかと思います。
