久しぶりの鉄分補給ということで、昨日、来年三月で廃止される三江線に乗ってきました。ルートは新山口→山口→益田→江津→三次→広島→徳山→新山口というルートをたどりました。用意した切符は山口線の新山口から一駅先の周防下郷〜山口線・山陰本線・三江線・芸備線・山陽本線経由新山口までの切符で、新山口で周防下郷までの一駅区間の切符を買って、山口線の列車に乗車。新山口8:26分発の宮野行きに乗って、益田行きの出発駅である山口で下車。新山口から宮野までの区間は山口市内の住宅街を走り抜けるうえに、沿線に学校が多く、また新幹線接続駅の新山口と、県や国の出先機関が多く集中する山口を走るため、乗客が非常に多く、常に混雑している区間です。私が乗ったときも、3両編成の列車は満員状態でした。まぁ、山口までの20分ほどの乗車なので立っているのもそんなに苦にはならなかったですけどね。
8:48分に山口に到着して、次の益田行まで時間があるので、持参した書籍を読みふけってました。読んでいたのは全日本バレー代表でキャプテンを務めた竹下佳江さんの著書、セッター思考という本。全日本バレー代表のキャプテンとしてほかの選手をいかにリードしていったか、リーダーに必要な資質とは何か。そういうことが書かれてありました。私もこの年になると仕事を教えてもらう立場から、教える側になることが多く、どの様にして次に必要なことを伝えていくのがいいのか、考えながら読んでました。
そして本を読んでいたらやってきたのがスーパーおき2号米子行き。
山口駅に進入するスーパーおき2号。以前はキハ181系がエンジンをうならせながら走っていたんですけどねぇ。このキハ187系もすっかりなじみましたね。この後幾度となく187系で運用される特急を見ましたが、しまねっこがラッピングされた車両は見かけなかったですね。
この列車の主な守備範囲である鳥取県の特産品であるなしの絵が描かれてました。
益田方面に向けて出発〜。山口線はこの後仁保〜篠目間で木戸山峠の急こう配を越えていきます。
山口線の主役、キハ40・47系。車内はアコモデーションの改造が行われていますが、もうそろそろ新型のディーゼルカーが投入されてもいいのではないか?そういう気もします。山口線の北部区間では、過疎地域を走るので、キハ40・47系ではオーバースペックな気がしますが…。