sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

三江線日帰り旅行の旅パート1

 久しぶりの鉄分補給ということで、昨日、来年三月で廃止される三江線に乗ってきました。ルートは新山口→山口→益田→江津→三次→広島→徳山→新山口というルートをたどりました。用意した切符は山口線新山口から一駅先の周防下郷〜山口線山陰本線三江線芸備線山陽本線経由新山口までの切符で、新山口で周防下郷までの一駅区間の切符を買って、山口線の列車に乗車。新山口8:26分発の宮野行きに乗って、益田行きの出発駅である山口で下車。新山口から宮野までの区間山口市内の住宅街を走り抜けるうえに、沿線に学校が多く、また新幹線接続駅の新山口と、県や国の出先機関が多く集中する山口を走るため、乗客が非常に多く、常に混雑している区間です。私が乗ったときも、3両編成の列車は満員状態でした。まぁ、山口までの20分ほどの乗車なので立っているのもそんなに苦にはならなかったですけどね。
 8:48分に山口に到着して、次の益田行まで時間があるので、持参した書籍を読みふけってました。読んでいたのは全日本バレー代表でキャプテンを務めた竹下佳江さんの著書、セッター思考という本。全日本バレー代表のキャプテンとしてほかの選手をいかにリードしていったか、リーダーに必要な資質とは何か。そういうことが書かれてありました。私もこの年になると仕事を教えてもらう立場から、教える側になることが多く、どの様にして次に必要なことを伝えていくのがいいのか、考えながら読んでました。
 そして本を読んでいたらやってきたのがスーパーおき2号米子行き。
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山口駅に進入するスーパーおき2号。以前はキハ181系がエンジンをうならせながら走っていたんですけどねぇ。このキハ187系もすっかりなじみましたね。この後幾度となく187系で運用される特急を見ましたが、しまねっこがラッピングされた車両は見かけなかったですね。
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この列車の主な守備範囲である鳥取県の特産品であるなしの絵が描かれてました。
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益田方面に向けて出発〜。山口線はこの後仁保〜篠目間で木戸山峠の急こう配を越えていきます。
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山口線の主役、キハ40・47系。車内はアコモデーションの改造が行われていますが、もうそろそろ新型のディーゼルカーが投入されてもいいのではないか?そういう気もします。山口線の北部区間では、過疎地域を走るので、キハ40・47系ではオーバースペックな気がしますが…。
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仁保〜篠目間の木戸山峠越えの風景。この区間では、SLやまぐち号もゆっくりゆっくりと進んでいきます。SLやまぐち号だと、仁保〜篠目の間は23分かかります。
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篠目駅に残る給水塔。かつてここは、ドラマ砂の器のロケに使われました。
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やまぐち号の撮影の名所となっている、長門峡を出てすぐにかかる阿武川橋梁。
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地福駅の駅舎です。有人駅だった時代は、福が地に着くということで、縁起のいい駅名として、入場券がよく売れたとか。
ここから先、津和野までの区間は、2009年に山口県地方を襲った集中豪雨で大きな被害が出たところです。山口線も地福〜津和野間で長期運休を余儀なくされました。
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鍋倉を出ると、徳佐までの間では車窓にリンゴ畑が広がります。ここは西日本最大のリンゴの産地で、晩夏から晩秋までの間、リンゴ狩りが楽しめます。
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県境を越えて津和野盆地に下ってきました。島根県に入ると、石州瓦を使った、赤い屋根が目立ちます。
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やまぐち号の終点である津和野に到着。観光輸送の主役はやまぐち号スーパーおきで、益田行のディーゼルカーから降り立ったのは、ほんの数人でした。

津和野から先は、清流高津川に沿って、益田へと向かいます。
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青野山駅で、この時期見られるツツジの花。ちょっとした観光スポットになってます。
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青野山駅周辺は、ちょっとした茶所にもなっていて、駅周辺にも茶畑が広がっています。
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日原→青原間で渡る高津川。この川は暴れ川としても有名で、しばし氾濫を起こしています。
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山口線の終着駅である益田に到着。久しぶりに山口線を前線走破しました。この後、日本海に沿って、三江線の分岐駅である江津に向かいます。