sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 息子の1歳の誕生日やマイホームを立てて住むという夢をぶち壊されて、失意のどん底に叩き落されて、会社に行くのも、家に帰るのも正直面白くないと感じていました。周りの幸せそうなカップルや家族連れを見ると、「いいなぁ」と羨望の眼差しで眺める自分。そして、それが叶わぬ夢だという現実。でも、小さな息子を抱えて仕事をやめるわけにもいかず、まるっきり生気のうせた状態で、会社とアパートを行き来する毎日が続いていました。そして迎えた一歳半検診。地元の病院に連れて行って、色んな判定や成長具合を見てもらったわけですが、病院の医師から告げられたのは自閉症の可能性があるという結果でした。そしてさらにくわしい検査を受けるため、専門機関を紹介してもらったのですが、息子の日ごろのしぐさやこだわりみたいなのを見ていると、ある程度は予測がついていたので、私は比較的冷静に受け止めることができましたが、元嫁はそれを受け入れることができずに、診断結果を聞いて家に帰ってから、私に言ったのが「やっぱりあんたの息子は知恵遅れの馬鹿なんよ。あんたの親戚に精神分裂病で入院しているやつがおるじゃろ。そいつの影響が出たんよ。」と。病院の医師は自閉症は遺伝するものでも、親の育て方が悪いからなるものでもなく、原因不明の脳の発達障害で、知的障害を併せ持つことが多い。という説明を受けていたにもかかわらず、このような発言をするとは、正直私も思ってなかったです。頭に来た私は、「今度、その親戚の家にお前を連れて行くから、今俺に対して言ったことをその親戚の前で言ってみろ」そう言うと、「だって、私の親戚にはそんな障害を抱えた人って一人もおらんよ。あんたのところの親戚に分裂病のやつがおるから、息子もそうなったそいね」ということを言って、息子が自閉症になったのは私たちの親戚の責任だということを言ってました。病院の医師からも原因不明の発達障害で遺伝するものではないとはっきり言われたにもかかわらず、このようなことを言われて、正直私も、もうどうにでもなれという考えが頭を一瞬よぎりましたが、ここで私が投げやりになってしまうと、息子にとってもよくないと思い、すぐにその投げやりな考えを封印して、息子のために自分は何ができるのか。そのことを考えながら、試行錯誤の毎日が始まったのでした。