sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 一歳半検診が終わって、自閉症の可能性があるという診断を受けて、どのように子育てをしていこうか、夫婦や私の両親・子育てという面で先輩である姉夫婦にも加わってもらって、話し合いをすることになり、私たちも息子を連れて実家に行きました。まず、自閉症というのがどういう障害で、原因不明で治療方法はないという、ことを告げて、どんな特徴があるのか、そしてどのように接していくのが大切なのか私から話をして、その上でどのようの子育てをして行こうかという話し合いをしました。まずは自閉症の特徴である癇癪を起こさないようにするにはどんなことに気をつけなければならないか、そういうことなどを話しました。両親や姉は「夫婦二人で抱え込まないこと。困ったことがあったら、私たちでできることは協力するから話なさい」と言う言葉をかけてもらいました。
 昔は、障害があるということが分ると、隠すように子育てをしていたということを聞いたことがありますが、息子もいずれ大きく成長し、社会に旅立つときがやってくるのです。障害を隠したっていずれ分ることですので、私は近所の人たちにも息子は自閉症という障害があるということをいって回りました。そうした方が、息子のことを少しでも分ってもらえると思ったからです。でも、アパートの住人にはいろんな人がいて、息子の事なんか我関せ図って言う感じの人もいれば、一緒に遊び相手になってくれる人もいたり、いろいろでした。そんな中、私たちの住んでいたすぐ上の階に、ちょっとヤンキーっぽい感じの兄ちゃんが引っ越してきました。そして、毎週金曜日や土曜日の夜は夜な自分の友達を誘ってはドンチャン騒ぎをするのです。これには夜勤をして帰ってきた身にとってはねられないので非常に辛いものがありました。おまけに息子はまだ一歳半で、障害の特性から、睡眠障害も併せ持っていたので、なかなか寝付けないので、やっと寝たと思ったらドンチャン騒ぎをされて、私も息子も我慢の限界を超えていました。そして、ある土曜日の晩、あまりにもうるさいので、私が大家さんに電話をして夜静かにできないのであれば出て行ってくれというと、大家さんからヤンキー兄ちゃんに電話がいって「隣近所に迷惑になるようなことはするな」と一喝されたようです。それからその夜は静かになりました。しかし、次の夜勤の金曜日、私がいないというのを知るや否や、またドンチャン騒ぎをしていたそうです。元嫁は「お父さんがおらんから、大騒ぎしちょるんよ」というので、私も「俺が夜勤になるとお前と息子だけになるからなめられてんじゃないのか。それにしてもすぐ隣の人とかは文句言わんのじゃろうか?」などと話をしていたところに、丁度ヤンキー兄ちゃんが外から帰ってきたので、私は「あんたらな、このアパートに住んじょるんは、あんたらだけじゃないんじゃから。夜は静かにせえや。隣近所に迷惑かけんな」と厳しく注意するとおとなしくボソボソっと小さな声で「ハイ」と返事をしてました。とにかくこれで、週末の夜は静かになるだろうと思っていた私でした。