sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 次男が生まれてすぐに、息子の自閉症の判定があり、正式に自閉症という診断が下されました。診断を受けた診療機関から診断書を受け取って、自閉症について改めて詳しく聞いて、幼稚園のほうにも出向いて園長先生や担任の先生にも受け取った書類を提出して、詳しく話をして、先生と改めてこれからどのように幼稚園で過ごすか、話をして、家に帰りました。このとき診療機関の専門員の方から言われたのが「自閉症というのは、遺伝が原因でもなければ、何が原因で発症するのかもわからない、原因不明の脳の発達障害」だということでした。このことは私も元嫁も一緒に聞いていたんですが、元嫁は自分の子供が自閉症だというのを認めたくなかったのでしょう。そして自分に息子が自閉症になった原因があると思われたくなかったのでしょう、とんでもない暴言を吐き捨てました。私のおばさんの子供に精神的ストレスからうつ病になり、長期療養をしている身内がいるんですが、そのことを出してきて「あんたの身内にはうつ病になったやつがおるじゃろ。そのせいで息子は自閉症になったんよ。私のところにはあんな陰気な身内なんかおらんのじゃから、あんたのとこの身内のうつ病が移ったんじゃ」と。私は「こいつ、何言ってんだ専門員の人からちゃんと話を聞いたじゃろ」とおもったので、「お前今日の話を何も聞いてなかったんかお前が今俺に対して言ったことを、その親の前でもういっぺん言ってみろ」というと、「じゃ、息子が自閉症になったのは私のせいだって言うの」というので、「誰の責任でもないって言ってるじゃろうが。それが分らんのか」と怒鳴りつけてやりました。まさか、元嫁が息子が自閉症になったのは、私の身内にうつ病になった人がおるのが原因だと、そういうふうに思っているとは夢にも思わなかったので、このときは呆れてものも言えなくなりました。まったく馬鹿馬鹿しいとしか思えない私でした。そりゃ私だって、息子が自閉症を抱えて生まれてきてほしいなんて思ったことなんて一度もないですし、息子だって自閉症を抱えて生まれてきたくなかったと思います。しかし現実として息子は自閉症を抱えているのは、紛れもない事実であって、それを素直に受け入れて育てていかないと、息子のためにも、生まれて間もない次男のためにもならないということを思っていたので、そのことを厳しく言って聞かせました。もと看護婦なんだったらそれくらいのことは知っておけ。そう思った私です。