sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 1998年9月。息子が産まれて丁度6ヶ月になったある日、私が夜勤の仕事を終えてアパートに帰って、食事を済ませて入浴も終わって床に入ったのが確か9:00過ぎだったように記憶しています。元嫁は息子を連れて買い物かなんかの用事で出かけて、その間に私は気持ちよく眠っていたのですが、11:00過ぎごろ元嫁が帰ってくるなり、夜勤で寝ている私をたたき起こして「またあんたのお姉さんは実家に帰ってる。私なんか親がおらんから誰も頼る人がおらんていうのを知っていて、思いっきり甘えてなんなんよ自分の子供を親に押し付けておいて自分ばっかり楽をしてから」と激しい剣幕で文句を言ってくるので、私はすっかり目が覚めてしまい、おまけに「あんな役にたたん親子はさっさと死ねばいい」「あんたもお姉さんに実家に帰らんように言え」などとまくし立てるので、寝ている途中でたたき起こされたこともあって怒りが頂点に達し、「姉が実家に帰ろうが、何しようか俺の知ったことか実家に帰るのが気に食わんのじゃったら自分で言いやがれ」そう言って言い返したもんですから、激しい罵り合いになり、その日は結局2時間ほど寝ただけで、夜勤に向かった私でした。当然明らかに寝不足なわけで、休憩時間になると横になって少しでも仮眠をとろうとしていた私ですが、焼け石に水でその寝不足が大きな災いをもたらす結果になったのでした。
 その日の夜勤がもう少しで終わるというところで、ふっと気が緩んでしまったのか、不意に睡魔に襲われて、その影響で、作業台から足を滑らせて転落してしまい、車のドアのエッジの部分に右腕が乗っかってしまい、全体重がかかってしまったため、エッジの部分で腕を切創してしまい、大量の出血が見られたため、救急車で病院に搬送される騒ぎになってしまいました。
 私が仕事で怪我をしたという情報は、当時の職場の上司から元嫁と私の両親に連絡が行って、私が病院で縫合手術を受けている途中で処置室に入ってきました。上司が沈痛な顔で元嫁と両親に謝罪しているのが私の視界にも入ってきました。本当に謝らなければならないのは、私を極度の寝不足な状態に陥れた元嫁と、理由はどうであれ、不注意で怪我をしてしまった私の責任であり、上司は悪くないのに申し訳ないと思いながら縫合手術を受けた私でした。
 私が怒りに満ちた視線で元嫁を睨み付けている事に気がついた上司が私に「何があったんじゃ?」と聞いてきたのですが、私は「なんでもないです」とだけ答えて、その日は私の両親の車に乗ってアパートに帰った私でした。そして両親が帰ったあと、元嫁が発した信じられない言葉「どうせなら死んで帰って来れば良かったのに」
 私は怒りに震えながら「それは一体どういう意味か」と詰め寄ると「あんたが死んだら保険金が入って、楽に暮らせたのに」そう言うことを言うので、ボコボコに殴りつけてやろうかとも思いましたが、そんなことをするとせっかく縫合された傷口がまた開いてしまう恐れがあったので、腸が煮えくり返る思いをぐっとこらえながら、痛み止めを飲んで眠りについた私でした。