満月から皆既月食になるまでの連続写真を前のブログで掲載していたものから再掲載しました。ちょっと神秘的な宇宙の光景を味わっていただけたら幸いです。
去年の皆既月食
皆さん、去年の12月にあった皆既月食覚えていますか。私は寒い中子供と姉の2人の子供を連れて県立博物館に見に行ってきたんですが、あの幻想的な光景はなかなか見られないのでよかったです。ところで、同じ場所にとどまって空を見た場合、皆既日食と皆既月食どちらが起こる回数が多いかというと、皆既日食のほうが多いのですが、見られる回数では皆既月食のほうが圧倒的に多いです。なぜかと言うと皆既日食の場合地球表面に落ちる月の影が狭いため、皆既日食の見られる範囲はごく狭い範囲に限られるのに対し、皆既月食の場合、月が地球の影を通り過ぎていくので、月が出ていれば見られるので同じ地域にとどまり続けた場合、皆既月食のほうが見られるチャンスが多いのです。今年は日本各地で観測された金環日食が話題になりましたが、来年はどのような天文現象が見られるのか楽しみです。