静岡県内の工事が全くできていなかった、リニア新幹線の工事。当初、品川から名古屋までの開通は2027年度されていましたが、静岡県内の工事未着工の影響から、開業が遅れることになると、JR東海が発表しましたが、このことに関して静岡県の川勝知事が「リニアの工事を妨害したことは、一度もない」などと発言をして、これがまた物議をかもしてますね。川勝知事は、先の産業差別発言で知事の職を辞すると述べていて、当初は6月県議会で辞職するといってましたが、5月に辞職すると発表し、その時にリニアの問題にも言及したわけですが、静岡県はリニア建設推進の立場だといっておきながら、大井川の水の問題で工事着手を一切認めてこなかったわけで、それが大幅な工事の遅れにつながっていたわけですが、なんか言ってることとやってることの整合性が取れてないじゃんって思いました。このリニア新幹線の建設は、静岡県内では南アルプスの山中を長大トンネルを掘って長野県側に貫きますが、なんか、水問題にかこつけて自分の利益のためだけに工事着手を見とみてこなかったのではないかと感じる私です。工事によって大井川の水資源が減少するのは、科学的にも証明されておらず、JR東海は科学的知見をもってあらゆる対策を講じるとしていて、それでもゴーサインを出さなかったわけですからね。
輸送力がひっ迫している東海道新幹線のさらなる輸送力向上が図られますし、現在ひかりとこだまが一時間に数本程度しか停車しない静岡駅や浜松駅のほか、こだましか停車しない駅も存在するわけで、静岡県内に停車するひかりやこだまの本数が増えれば、その分利便性も向上しますし、新大阪以西からの観光やビジネスも使いやすくなるんじゃないかと思います。
これで少し、リニア建設に向けて、障害が取り払われたのかなと思いますが、今後はどうなるんでしょうね？
