今朝になって飛び込んできた、第64代横綱曙太郎氏がなくなったというニュース。かなり驚きました。心不全だそうで、7年前に倒れてからは闘病生活が続いていたとか。曙関はハワイオアフ島出身で、曙関が全盛のころには、若貴兄弟や武蔵丸関、貴ノ浪関など、強力なライバルがたくさんいて、見ている方もハラハラドキドキな相撲を見せてくれていましたね。あの突き押しは強烈で、特に横綱対決ともなると、ド迫力の相撲を見せてくれていました。各階を引退された後はキックボクサーやプロレスラーとして活躍して、本当に根っから格闘技系が好きなんだぁって思ってました。
この頃はめっきりテレビで見かかけることも少なくなっていましたが、体を壊されていたとは思ってなかったです。あの頃の大相撲はだれか一強の時代ではなくて、皆の実力が伯仲してましたよね。曙関が引退されて、さらに武蔵丸・若貴兄弟が引退した後はモンゴル勢が躍進し、朝青龍や白鵬と言った横綱が誕生しますが、あまりにも強すぎて、ほかの日本人力士が優勝できなくて、正直面白味も無くなっていった時代がやってきましたが、曙関はどのように感じていたんでしょうか。今はまたまただんだんと実力が伯仲してきているのかなと思いますが、とにかく大関陣がふがいない。あの曙関が全盛を誇った時代は、大関陣も強かったです。もっと気合い入れて頑張ってもらいたいと思います。
まだ54歳。若すぎますよね。改めてご冥福をお祈り申し上げます。