sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

プーチンの周りには、イエスマンしかいないのか?

 今日もウクライナ各地で激しい攻撃を加えているロシア。各地で戦火が上がって、何の罪もない一般市民が多く犠牲になっています。この状況をロシア国民はどのように思っているのかわかりませんが、昔は旧ソ連を構成していた共和国の一つだったかもしれませんが、いまは完全に独立した主権国家であり、ロシアの影響が強いとはいえ、ロシアから見れば完全に他国です。今の若い世代(旧ソ連崩壊によって独立した1992年以降に生まれた世代)には、ロシアとは完全に分離独立した国家だという認識を持っていると思います。ウクライナの若い人から見れば、なんで正当な理由もないのに攻撃されなければならないのか、その理由が全く分からないのではないでしょうか。

 またロシア兵の中にもこの戦争に疑問を抱いている人も少なからずいて、ロシア兵の士気がなかなか上がらないという現実もあるようです。国際社会からこれだけ反対の声が上がっているばかりか、ロシア国内からも若い人を中心に反戦を訴える人がいて、プーチン大統領はその反戦の声をシャットダウンするために、反戦デモを力づくで抑え込んだり、拘束したり投獄したりしてますが、それでもい若い世代はネットを通じて海外からどのような声が上がっているのかリアルタイムでしることができるわけで、完全に抑え込むのは難しいとの見方も出ています。

 さっき、ニュースでプーチンが閣僚を集めてうくらいなにたいする政策に対する意見を求めるVTRが報道されてましたが、賛成以外は耳を傾けようともせず、少しでも反対の意見を述べようとすると、恫喝まがいのふるまいを見せるなど、おおよそ一国のリーダーとは呼べないような振る舞いが目に付きましたね。

 私はかつてソ連が最も勢いのあったときの亡霊にとらわれているんじゃないかって気がします。過去の栄光に寄り縋って、ロシアを昔のように強くしなければならないと思っているんだと思いますが、どうなんでしょうか?わたしがプーチンに言いたいのは、ウクライナの主権もウクライナに暮らす人々の命も、自国の主権と自由を守るために必死になって戦っているウクライナ兵の命もプーチンのためにあるんじゃない。自分の欲望のためだけに人の命。老い先短いプーチンのために、前途ある若い命を散らすようなことは絶対にさせるなって言いたいです。

それにしても、プーチンは過去の歴史に学んでいないんでしょうか。強権政治を行うと、いずれそれは自分自身に帰ってくるということを。過去に独裁政治を行ったアドルフヒットラームッソリーニ東条英機。いずれも最後は悲惨な死に方をしましたよね。人の命を顧みることなく、自分の欲望を達成させるために、多くの犠牲を払わせたつけが、最後は自殺や虐殺、或は絞首刑にさせられたということを。その時になって「あの時戦争をやめておけばよかった」って後悔しても遅いです。