ロシアによるウクライナ侵略。これまで開戦から3か月半余りが経過して、ウクライナの街並みが大きく破壊され、多くの罪のない普通に暮らしていた人が虐殺され、生き残った人も深く傷つき、住処を失って国外に避難せざるを得なくなって、大きな犠牲が出ています。
また、黒海に面したオデーサの港が封鎖されて、ウクライナで生産された小麦などの豊かな農産品が輸出できなくなっていて、アフリカやアジア地域を中心に、16億人もの人が食糧危機に陥る恐れが高いと言うことです。
先日トルコで行われたロシアとトルコの外相会談で、ラブロフ外相は、西側やウクライナが機雷を取り除くことが先だと言っていましたが、その前にロシアが黒海に展開している艦隊を撤退させるのが先ではないかと思います。
なんか、ロシアのプーチンやその取り巻き連中は、食糧という人間が人間らしく生きていく上で一番大切なものを人質にして、自ら引き起こした侵略戦争を正当化し、食糧危機を回避したければ、さっさと経済制裁を解除しろと、脅迫や恫喝とも言える手段をとっているようにも思えます。
昨日、ウクライナの小麦畑が映し出されてましたが、あちこちに砲弾が着弾した時にできた穴が開いていて、復旧させるためには、気の遠くなるような時間がかかるのではないかと思わされました。
これだけ多くの人を食糧危機に陥れたプーチン。十分これだけでも戦争犯罪人として、国際司法裁判所に提訴できると思います。これ以上あの老いぼれプーチンの野望を見逃すわけにはいかないと言うのが、私の正直な気持ちですね。
