バドミントンの日本のエースで、東京オリンピックでは金メダル候補、世界ランキング1位の桃田賢人選手が、この前の日曜日まで、マレーシアで開催されていた国際大会を終えて、月曜日に帰国のため空港に向かっていたところ、高速道路で桃田選手やコーチなどが乗った車が大型トラックに追突し、運転していたマレーシア人の男性が死亡、桃田選手も眉間などに裂傷を負うなどのけがをして、クアラルンプール市内の病院で手当てを受けていましたが、医師の許可が下りたとして今日帰国しました。幸い怪我は大したことはなかったようですが、事故の影響というのは、後になって出てくる可能性もありますので、今しばらくは経過観察が必要かもしれませんね。
このニュースを聞いた時、「マジか」と思いました。去年は破竹の勢いで国際大会で優勝を重ね、オリンピックにも盤石な体制で臨めると思っていただけに、大きな影響が出なければいいんですけどね。恐らく事故の瞬間を目の当たりにしているでしょうから、フラッシュバックなどが起きなければいいんですが。
日本バドミントン協会は、3月の全英オープンでの復帰を想定しているそうですが、それまでは練習はできるのかどうかという不安もあると思います。とにかく今はけがを回復させることに専念して、怪我が治ったら思いっきり練習して、万全の態勢でオリンピックに臨んでもらいたいなと思います。
それにしても、改めて事故の怖さを見せつけられたニュースでしたね。どの選手にもいえることですが、オリンピックまであと半年。自らが引き起こす事故、けがや病気には十分気を付けてもらいたいですね。
