早いもので1月も折り返しを迎えて、これから一年で最も寒さが厳しくなる時期ですね。しかし、今年の冬はいつもとなんか違うような気が…。私の住んでいるところでは、この時期になると、何度か雪に見舞われることが多いんですが、この冬はまだ雪が積もるどころか、全く降らないです。まぁ、毎日30分かけて車で通勤している身にとってはありがたい事なんですが、冬らしい寒さが全くやってこないですね。確かに朝晩は冷えますが、日中はそんなに寒くなくて、屋外作業をしていても上着がいらない日が多いです。
山口県以外でも雪の少ないところが多くて、冬のイベントが中止になるなどの影響が出ているほか、新潟県などでは雪が少ないため、この夏の稲の生育に必要な水が確保できるのかという心配も出てきています。雪はいわば天然のダムのようなもので、雪解け水が田畑を潤し、美味しいコシヒカリの生産につながっているだけに、地元農家の方も気が気じゃないかと思います。
北海道でも雪が少なくて、札幌の積雪量は、平年の20％ほどしかないとか。その寒さが長続きしない理由が、偏西風が吹いている場所。例年この時期は日本の南を西から東に吹いていて、寒気が南下して雪を降らせるんだそうですが、今年はいつもより北を拭いており、その影響で寒気が南下しにくい状態が続いているのだとか。やっぱり冬は冬らしくいつものように寒い方がいいなと思う私です。寒い中、皆で突っつく鍋料理をハフハフ言いながら食べたいですよね。
この雪の少ない状態は、向こう一か月は続くとみられており、今年は雪が少ないまま冬が終わるのかもしれませんね。この雪の少なさがあちこちに影響しなければいいんですが。
