今年はピョンチャンオリンピックや、サッカーワールドカップロシア大会など、大きなスポーツイベントが国内外で開催されました。その中で私が印象に残ったシーンをいくつか挙げてみたいと思います。
まずはピョンチャンオリンピックの男子フィギュアスケートでの羽生結弦選手のオリンピック連覇でしょうか。その前の年の国際試合の公式練習中にジャンプで着地に失敗し、大怪我を負って、治療に専念して、まさしくぶっつけ本番で臨んだオリンピックという舞台での連覇達成は大きな感動を我々に与えてくれましたよね。
また、スピードスケートの女性陣の頑張りもすごかったです。小平奈緒選手はオリンピックレコードを出しての500メートル優勝もすごいですが、その後滑ったライバルでもあり、親友でもある、イ・サンファ選手との互いの健闘をたたえ合うシーンは感動を呼びました。また、団体パシュートでのオランダとの一騎打ちは手に汗握る展開で、強豪オランダを抑えての勝利はすごかったですねぇ。
6月にはサッカーワールドカップが行われ、日本代表は決勝トーナメント進出を果たしました。大迫半端ないは流行語にもなりましたよね。ベスト8進出をかけたベルギー戦では後半途中までは2-0で勝っていましたが、最後はベルギーのカウンター攻撃によって後半アディショナルタイムに逆転されて、初のベスト8進出はなりませんでしたが、下馬評を翻しての決勝トーナメント進出は見事だったなと思います。まぁ、予選最終戦での戦い方には批判もありましたが、勝負に徹した結果なんだろうと思います。
そして、バドミントンと卓球では若手の活躍が著しかったですね。バドミントンでは女子ダブルスで強豪中国を破って優勝するなど、オリンピックでは金メダルを狙える実力が備わってきていると思います。日本人選手がこれだけ実力伯仲している中では、オリンピック代表争いも険しい道のりになるのではないかと思います。桃田賢人選手も世界ランキング1位になりましたし、女子も山口茜選手や奥原希望選手など実力者がいますので、男女とも東京オリンピックでは金メダル獲得目指して頑張ってもらいたいです。
卓球では何といっても伊東美誠選手と早田ひな選手のペアがツアーファイナルで優勝するなど、こちらも世界レベルの実力がありますし、平野美宇選手も実力をつけてきていますからね。そして石川佳純選手は日本人選手としてはトップのランキングを維持していますし、こちらもオリンピック代表争いはし烈を極めそうです。
男子では何といっても張本智和選手の活躍でしょう。ツアーファイナルでは、史上最年少での優勝を果たし、15歳にして世界ランキング3位まで駆けのぼりました。さらに東京オリンピックでは身体能力が上がっていると思いますので、金メダル目指して頑張ってもらいたいです。
そして日本人選手として初の四大大会制覇を成し遂げた大阪なおみ選手。あのいつも明るいさわやかな笑顔は素敵ですよね。そして常に前向きであること。試合でミスしても挽回できる修正能力の高さ。彼女も21歳。これからどんどん伸びていくときだと思いますので、ぜひとも生涯グランドスラムを達成してほしいなと思います。
