実は昨日、仕事を終えて帰るときに肝を冷やすことがありました。私がいつもの通勤経路を通って車を走らせていて、押しボタン式信号のあるT字路を左折するために横断歩道の手前で一旦停止して、右からやってくる車が左ウィンカーを点滅させているのを確認して、歩行者や自転車がいないと確認してじんわりと車を前に出したら、いきなり車の死角から自転車が飛び出してきて、もう少しで自転車と衝突するところでした。幸い自転車に乗っていた女子高生にもけがなどなく、私が窓を開けて「大丈夫?」と声をかけると、「すいませんでした」という元気な声が返ってきたので、安心したんですが、いつも通いなれている通勤経路とはいえ、雨が降ると視界が悪いうえに、これからの季節は日没が早いので気を付けなければいけないなと思った私です。もし、私がもう1秒自転車に気が付くのが遅れていたら…。もし、もう少しスピードを出して車を前進させていたら…。もう少し早いタイミングで車を前に出していたら…。すいませんでは済まない事故になっていたと思います。今回はお互いに無傷だったので事なきを得ましたが、事故は起こしてから悔やんだって遅いですからね。一層気を引き締めてハンドルを握ろうと思った私です。
昨日は本当にびっくりしたので、通勤途上にある狭い生活道路を通るのをやめて、一つ先の県道を通って帰ってきました。
雨の降る日は本当に人影などが見えづらいので事故の危険性も高まります。今後、さらに車は自動運転が進んでいくと思いますが、いくら自動運転が進行しても、最後はやはり人が操作するものです。やっぱり人間による安全確認の大切さを身に沁みて実感した私です。
