sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

何故経営努力をしない・次々消える車内販売

 今年も3月のダイヤ改正を前に、各鉄道会社からいろんな情報が出てきています。その中で車内販売が風前の灯火だということが伝えられてました。車内販売が儲からない・人手不足を理由に、JRの新幹線や特急から車内販売が姿を消しているというのです。そしてこの春から(一部は今月末で)JR北海道・東日本・四国・九州の主な特急から車内販売が姿を消すことになるそうです。
 確かに今はエキナカの店舗も充実していて、各種お土産やお弁当、お酒や飲み物もたくさん取り揃えられてます。しかし、例えば、東京から広島や新函館北斗まで行く場合や、新大阪から鹿児島中央まで行く場合、およそ4時間かかります。そしてのぞみやはやぶさ、みずほやさくらなどの各駅での停車時間は短く、途中で飲み物や食べ物が欲しくなったとしても買いに行く時間はなく、途中で何か買い足そうということになれば、途中下車するしかありません。
 私はこれはJR各社の営業努力不足だと感じます。儲からないのであれば、どのようにすれば儲かるのか、それを考える必要があるのではないでしょうか。
 私が以前乗車した、秋田内陸縦貫鉄道小田急ロマンスカーは、それこそ車内販売に熱心で、特に赤字経営が続く秋田内陸縦貫鉄道はたった1両編成の列車に車内販売員が乗り込んで、沿線名物のお土産やオリジナルグッズを販売したり、沿線の風光明媚なスポットを紹介したり、それこそ少しでも売り上げを伸ばそうと懸命に努力していましたし、小田急ロマンスカーに乗ったときも、思わず買ってみたくなるような魅力的な商品が多数そろえられていて、子供たちを中心に人気がありました。
 飛行機では機内に入って水平飛行に移ると、CAが軽食などのサービスを行いますが、それも旅客サービスの一環でしょう。儲からないなら、どの様にしたら儲かるのか、また人手不足を理由にあげるならば、車内販売を車外に委託して、JR各社は運転業務に専念するといった方策も取れるはずです。何か、乗客のことをあまり考えていないのかなぁって感じがする私です。