sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

JR北海道への提言

 厳しい経営環境が続いているJR北海道。単独での維持困難な路線などが公表されて、地元自治体も廃線の危機感を持っているのではないかと思います。そこで、いくらかJR北海道の経営が好転するようにと、鉄道ファンとして考えてみたんですが、経営環境を好転させるためには、いかにしてJR北海道という鉄道の路線に乗ってもらうかがやはり大きなカギとなると思います。周知のとおり北海道の人口は、札幌への一極集中化と、人口減少・少子高齢化・過疎化などが進行しており鉄道経営に関しては、当初から厳しいことが予想されていました。ただ、沿線の本州以南では見られないような、雄大な自然や風景は大きな経営資源であると思います。また豊かな食材も豊富にそろっており、これを生かさない手はないと思います。何もななつ星トランスイート四季島・トワイライト瑞風のような豪華な列車を走らせるというのではなく、カジュアルに利用できる列車と、食と、風景を堪能できる列車を運行してはどうかと思います。例えば、根室本線の滝川と釧路の間を8時間かけて走る列車にビュッフェ車両を土日や休日、夏休みや春休み期間中に連結してみるのもいいのではないかと思います。
 また、これは図書館においてある鉄道雑誌で知ったことなんですが、昨年公開された「君の名は」などのアニメに登場する鉄道風景などを訪れるアニメファンも多く、多くのアニメファンが訪れているとか。こういった列車はJR北海道にはほとんどなくて、釧路〜根室間で運行されるごく一部の列車に、沿線出身の漫画家、モンキーパンチさんの代表作であるルパン三世をラッピングした列車が運行されているにすぎません。JR四国が岡山や高松を発着する特急列車を中心にアンパンマン列車を運行して、子供たちに高い人気があるように、札幌から各地に向かう特急列車などにルパン三世列車を走らせてみてはどうでしょうか。列車の車内の一部をエヴァンゲリオン新幹線みたいに、ルパン三世の世界観に浸れるようにして、列車の車内でしか手に入らないグッズなどを販売すれば、それを目当てに乗ってくる人もいるかと思います。
 また、日本全国から訪れやすいように、北海道全域が乗り放題になるトクトク切符の販売などを手掛けてもいいのではないでしょうか。
 いかにしてJR北海道の路線に乗ってもらうか。また、乗ってみたいと思えるような車両を投入するか。それが大事なのではないでしょうか。今のJR北海道の車両で、乗ってみたいと思う車両や、列車が少ないんですよね…。