平昌オリンピックで、右足に大けがを負いながらも2連覇を達成した、フィギュアスケート男子の羽生選手。実はまだけがが完治していないことが明らかになりましたが、弱音を一切吐かず「自分が今できるすべてのことをするだけ」と言って、オリンピックに向けて照準を合わせて出場し、317点という高得点をたたき出しての連覇は立派ですし、観ている私たちの心にも大きなインパクトを残しました。羽生選手のけがからの復活を印象付ける演技に勇気と感動をもらった人たちも多いのではないかと思います。
そんな羽生選手に対して、私は国民栄誉賞に値するのではないかと思います。ここまで必死に頑張ってきたことに対して、私は多くのことを学ばせてもらいましたし、たくさんの勇気や感動をもらいました。
男子フィギュアの歴史の中で、オリンピック連覇というのは66年ぶりの快挙であったこと、あの悪夢のようなけがを乗り越えてつかんだ金メダルであること、そういった点を政府は考えてもよさそうな気がしますが、菅官房長官の話ではまだ検討もしていないということでしたね。
たしかに将棋で永世7冠を達成した羽生さんや、囲碁で二度の7冠を達成した井山さんも素晴らしいと思いますが、羽生選手もこの二人に負けずとも劣らないくらい素晴らしいと思う私です。
