愛知県一宮市の中学三年生の男子生徒が「担任に人生すべてを壊された」というメモを残して自殺した問題で、担任だった教諭がテレビの取材に応じ、「虐めは絶対にない」と強調したそうです。
一宮市の浅井中学校に通う男子生徒は、「担任に人生すべてを壊された」という目澪を残して今月6日に飛び降り自殺をしました。
学校側は12日のPTA総会で「男子生徒ばかりにプリントを配らせるなどしていた。担任教諭によるいじめという認識があった」と説明しましたが、13日の会見で「指導は不適切だが、いじめは確認しておらず、保護者の意向をくみ取って「いじめ」という表現した」と説明を一変させています。
これについて、男子生徒の担任だった教諭がテレビ取材に応じ、「体罰もないし、いじめもない、プリントを彼に頻繁に配るようにさせた事実もない。実際は違う」と話しました。
一方、男子生徒の両親は学校側の対応にいて、「組織的な隠ぺいで不信感が増している」と話しています。
ここにきて、担任の教諭がテレビ取材に応じたということですが、いじめがなかったら、なぜ彼は「担任に人生全てを壊された」という遺書をの押したのでしょうか？担任にとってはいじめたつもりではなかったのかもしれないけど、自殺した生徒にとっては、耐えがたい精神的な苦痛を味わっていた…。そういうことも考えられるのかなって気がします。
今後、担任の授業の時の様子やホームルームなどの様子の聞き取りなども行われると思いますが、同級生たちがどのような証言をするかですよね…。いったい彼が自殺という選択をしてしまった背後には、何があったのか、それを突き詰めていく必要があるように思います。早く事の真相が切らかになればいいのですが…。
